小佐野 重利（おさの しげとし、1951年 - ）は、日本の美術史学者、東京大学人文社会系研究科教授、研究科・文学部長。専門は中世・ルネッサンスの西洋美術。山梨県出身。1978年東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院入学、1980年より1982年までパドヴァ大学美術史学科在学（イタリア政府給費留学生）、1985年東大博士課程中退、助手、1989年東京工業大学助教授、1993年東京大学文学部助教授、1994年教授。2012年先端構想部門教授。2013年文学部長、人文社会系研究科長。『記憶の中の古代―ルネサンス美術にみられる古代の受容』により1993年度イタリア文化会館主催マルコ・ポーロ賞受賞、2003年イタリア大統領より騎士勲章授与。

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