秋美愛（チュ・ミエ、1958年10月23日-）は、大韓民国における政治家である。大学卒業後、法院判事として各地の法院で勤務。光州高等法院に勤務していた1995年、新政治国民会議総裁であった金大中から入党を要請され政界入りした。一貫して全羅道に強固な地盤を有する政党（新政治国民会議→新千年民主党→民主党→民主統合党→共に民主党）に属しているが、彼女自身はセヌリ党の強固な地盤である慶尚北道大邱市出身である。初当選後、総裁特別補佐や総裁秘書室長、党最高委員など国民会議や民主党の党要職を歴任した。2004年総選挙では盧武鉉大統領弾劾訴追による民主党への逆風で苦杯をなめたが、2008年総選挙で返り咲きを果たした。｢ポスト孫鶴圭｣時代を担う野党政治家として注目されている。2012年4月の総選挙で四選、民主統合党代表だった韓明淑が野党連帯が事実上敗北した責任を取って辞任したことを受けて行われた党指導部選挙の結果、党最高委員の一人に選出された。同年12月の大統領選挙では党の大統領候補となった文在寅の選挙対策委員会国民統合委員長に就任し、選挙を支援した。2015年2月、新政治民主連合の指名職最高委員に任命された。2016年8月に行われた共に民主党の全党大会で党代表に選出された。なお保守系政党の支持基盤となっている大邱・慶尚北道出身者の女性議員が同党（前身政党も含めて）の代表となったのは誕生するのはこれが初めての事である。

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