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戸川一郎

戸川 一郎(とがわ いちろう、1935年4月2日 - )は、山口県出身の元プロ野球選手。ポジションは投手。柳井高校から1954年に南海ホークスへ入団。1年目は26試合に登板し、8勝3敗とまずまずの好成績を記録。翌年は44試合に登板し、12勝5敗の成績で初の2桁勝利を記録。この年の読売ジャイアンツとの日本シリーズにも出場し、第3戦では5回裏から宅和本司の後を受けて登板し、9回まで無失点で抑えて1勝を挙げた。次の第4戦も中村大成の後に2番手として登板し、9回を投げきって2試合連続で勝利投手となった。第7戦は大事な試合で先発が不在だったため急遽戸川が先発として登板。5回表に1点を失って降板し、この後にリリーフで登板した小畑正治が9回に打ち込まれて3点を失い、打線も巨人先発の別所毅彦に4安打に抑え込まれて完封負け。戸川は負け投手となり、チームもシリーズ優勝を逃した。巨人には敗れたが、戸川はシリーズを通じての好投が評価され日本シリーズの敢闘賞を受賞した。翌年は31試合に登板し、10勝4敗で2年連続で2桁勝利を記録。しかし、1957年は不振でわずか4試合しか登板できず1勝もできなかった。1959年に東映フライヤーズに移籍するがこの年も4試合の登板に留まり、この年を最後に引退し、プロゴルファーに転向した。

出典:wikipedia

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