大川入山(おおかわいりやま)は、長野県下伊那郡阿智村と平谷村にまたがる木曽山脈(中央アルプス)最南端にある標高1,908 mの山である。矢作川水系および天竜川水系和知野川の支流の大川入川の源流となる山である。三州街道からは大きな山容を望むことができる。山頂部は見晴らしが良く、御嶽山、北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、伊那谷、南アルプスなどの眺望がよい。また、三河方面の山並みも望める。山頂部の南側と西側は原生林が伐採され、その後生育したクマザサに覆われた笹原で、コメツガとトウヒなどが分布する亜高山帯針葉樹林。山名の「入」は谷の奥、山寄りを意味する。山域は長野県の中央アルプス県立自然公園の指定区域に含まれない。以前はあまり知られていない山であったが、地元自治体によりササヤブ刈りなどの登山道が整備され、東海地方からの登山者が増えている。麓の治部坂ではリゾート開発が行われ、スキー場、温泉施設、別荘地、観光センター、大駐車場などがある。信州百名山のひとつに選定されている。大川入山は登山対象とされている山で、1970年ごろに治部坂とあららぎ高原スキー場の2方向からの登山道が開設された。治部坂峠のコースの方が多く利用されている。春先まで残雪があり、登山適期は5-11月。山頂からは南アルプスの上河内岳と茶臼岳との間の稜線越しに富士山の山頂部をわずかに望むことができる。経路:治部坂 - 横岳(標高1,574 m) - 標高点1,616 m - ブナ林 四等三角点(点名「もみじ平」、標高1,683. m) - コル - 大川入山横岳山頂には、三等三角点(点名が「横岳」、標高1574. m)とベンチが設置されていて、針葉樹林の中で展望がない。横岳付近から大川入山までは阿智村(旧浪合村)と平谷村との境界の尾根に沿ったルートであり、横岳の先の標高1,600 mほどの地点にはベンチが設置されていて、中央アルプスや南アルプスなどの展望が優れる。中間の行程は緩やかな上り坂で、序盤と終盤は急な上り坂である。登山道ではイワウチワ、ショウジョウバカマ、ツルリンドウ、マイヅルソウなどの花が見られる。経路:あららぎ高原スキー場 - 標高点1,724 m - 大川入山北方稜線合流点 - 大川入山尾根に沿った登山道には、コメツガ、トウヒ、モミ、ダケカンバ、ナナカマド、ドウダンツツジなどの植物が分布している。木曽山脈(中央アルプス)最南端に位置し、恵那山群の一峰で、恵那山から南東に延びる稜線上にある。大川入山と恵那山との間にある標高1,921 mのピーク(四等三角点、点名が「波合山」、標高1,921 m)は、恩田大川入山と呼ばれている。以下の太平洋側へ流れる河川の源流となる山である。周辺には以下の峠がある。周辺には以下のスキー場がある。東側の山麓に国道153号が通る。国道153号の治部坂の登山道入口にはデンソーリゾート治部坂こまくさの保養所がある。
出典:wikipedia
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