オー・シャンゼリゼ(原題:"Les Champs-Élysées、"( )は、パリのシャンゼリゼ通りをモチーフとした歌曲。1968年にイギリスで発表された“Jason Crest”(ジェイソン・クレスト) というサイケデリック・バンドの4枚目のシングル曲『ウォータールー・ロード(Waterloo Road)』が原曲となっている。ジェイソン・クレストのプロデューサーであったフリッツ・フライヤが彼らの作曲能力に限界を感じて、 のマイク・ウィルシュ(Mike Wilsh)とThe Jugular Vein のマイク・ディーガン(Mike Deighan)に作らせた曲である。これにフランスの作詞家ピエール・ドラノエ(Pierre Delanoë)が仏語詞をつけ、ロンドンの「ウォータールー通り」を舞台としていた歌詞をパリのシャンゼリゼ通りに差し換え、当時ロンドンに滞在していたフランス在住アメリカ人の人気歌手ジョー・ダッサンがアレンジして1969年に自らのアルバムに加えたのが「オー・シャンゼリゼ」となった。1971年に発売されたダニエル・ビダルのレコードが日本でヒットし、後に越路吹雪(岩谷時子訳詞)やザ・ピーナッツ、南沙織(安井かずみ訳詞)などがカヴァーした。またレイモン・ルフェーブルがイージーリスニングにし、世界的にヒットした。小中学校の音楽の時間に取り上げられたり、たびたびCMにも使われたりもした。1972年の「第23回NHK紅白歌合戦」では、司会も務めていた佐良直美によって歌唱された。邦題の「オー・シャンゼリゼ」はフランス語で「シャンゼリゼ通りには」、「シャンゼリゼ通りで」を意味する歌詞「aux Champs-Élysées」に由来し、発音は [o ʃɑ̃zelize] (オ・シャンゼリゼ)となる。「オ」は方向や目的点等を示す前置詞 à と複数形の定冠詞 les が合わさった縮約形であり、英語の感嘆詞の「oh」や日本語の「おお」とは異なるが、安井かずみの日本語歌詞で「オー」は感嘆詞として扱われている。
出典:wikipedia
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