F-ZEROシリーズ(エフゼロシリーズ)は、任天堂が発売したコンピュータゲームのシリーズ作品である。現代より数世紀先の未来を舞台設定にしたレースゲームのシリーズ作品。退屈な日常に飽きた宇宙の富豪達がスリルと熱狂を求めて、20世紀に発足したF1を模して復活させた自動車競技が「F-ZERO」である。反重力発生装置『G-ディフューザーシステム』によって常に路面から浮いているマシンを操り、宇宙各地に建設された数々のサーキットにおいて、時に音速を超える程のスピーディなレースを繰り広げる。特色としては、非常にコーナーや高低差が激しく、複雑に捻じ曲げられているコースを超高速で駆け抜ける点にあり、他のレースゲームと比べてもアクロバティックかつダイナミックな動きが多い。レーサーとして登場するキャラクターには普通の人間に限らず、ロボットや獣人、異星人等もおり、どこかアメリカンコミックテイストの意匠を感じさせるキャラクターが多い。第1作目のスーパーファミコン版『F-ZERO』は、旧世代ハードでは不可能だった圧倒的スピード感が話題となり、レースゲームの「タイムアタック」という概念を浸透させたものとして大きな足跡を残した。また、後の様々なレースゲームに登場するスタート時に急加速を行う技術ロケットスタートという言葉も本作を特集したゲーム雑誌記事から生まれた。2015年にイギリスでのEV用非接触充電レーンの実験が報じられた際にTwitter上では本シリーズのピットエリアを連想した人が多く、Engadget Japaneseの公式ツイートが『F-ZERO CLIMAX』を最後にシリーズの発売が10年以上途絶えている件に言及したことがある。基本操作は通常のレースゲームと同様のアクセル・ブレーキ・ステアリングのほか、重心操作による左右への水平移動、そして一定条件で使えるブーストが基本となっている。重心移動とステアリングの組み合わせによる曲がり方の変化や、他のマシンへの攻撃アクションが用意されている物もある。AXにおける操作方法についてはF-ZERO AXも参照。こちらも通常レースゲームと同じ部分もあるが特徴的なものが非常に強く、印象的なルールになっている。初代および『X』『GX』『AX』においては、26世紀の宇宙が舞台。近代化が進み、惑星間の交流も盛んに行われている。目だった戦争や外敵の襲来も無く、惑星間は長い間平穏そのものだった。基本的にアメコミ調の近未来を舞台にしている。宇宙人が多数登場し、善人、悪人、マシンの外見も含め個性にあふれる。世界観の深さや裏設定など同社の『スターフォックス』シリーズに通じるものがある。『ファルコン伝説』『CLIMAX』でも初代および『X』『GX』のキャラクターが登場しているが、年代は2201年となっている。『for GBA』は初代および『X』『GX』『AX』より25年程後という設定がある。コースは各惑星の地表の遙か上空に設置されており(一部例外もある)、路面両脇のガードビームはこの状態を維持するための反重力発生装置を兼ねている。コース上には以下のようなものが設置されており、しかもルール上“演出に必要不可欠な物”として実行プロジェクトはその設置に対し絶対的な権限を持つ。
出典:wikipedia
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