NRS ナイフ型消音拳銃(ロシア語: ナイフがたしょうおんけんじゅう)は、ソ連が開発したナイフ型の特殊部隊用消音拳銃である。旧ソ連のスペツナズ(特殊部隊)内では、パラ・トルーパー射撃拳銃とも呼称されていた。潜入作戦に従事していた特殊部隊員が、危機的な状況に陥ったときにナイフのグリップを相手に向けて、敵が油断した瞬間に射殺することを目的に、ファイティング・ナイフに単発の拳銃を組み込んだ銃である。このナイフ銃そのものには機械的な消音機能は無く、射撃時の消音はPSS 消音拳銃でも使用される7.62mm×41.5 SP-サイレンサー弾という特殊なカートリッジ(射撃時に膨張する発射ガスがケース内のピストンを移動させ、ピストンが弾頭を押し出す。発射ガスはカート内に閉じ込められる)により行われる。弾薬は、ナイフのグリップ後端から装填し、刃とは反対側から弾を発射する。装填の仕方は、グリップに内蔵されているバレルを取り出し、チャンバー(薬室)内に弾丸を入れる方法である。また、バレルをグリップに戻すと、ファイアリング・ピン(撃針)がコックされ、自動的に安全装置が掛かるようになっている。銃弾を発射するには、親指でグリップ後端のセーフティ・レバーを解除してトリガーとなるボタンを押す。
出典:wikipedia
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