タイハクオウム("Cacatua alba")は、オウム目インコ科オウム属に分類される鳥類。インドネシア(モルッカ諸島北部)固有種全長46cm。全身は白い羽毛で覆われる。尾羽や翼の下面は淡黄色の羽毛で覆われる。頭部には後方へ湾曲した白く長い冠羽がある。雛は淡黄色の綿羽で覆われる。オスは虹彩が黒い。メスは虹彩が赤褐色。標高600m以下の森林に生息し、特に二次林を好む。ペアもしくは小規模な群れを形成し生活する。昼行性で、夜間は樹上で50羽以下の群れを形成し休む。食性は植物食もしくは植物食傾向の強い雑食で、主に果実、種子などを食べる。樹皮を剥いだり樹上に着床した植物をついばんだ観察例から昆虫類を食べる可能性もある。繁殖形態は卵生。1-5月に樹洞に巣を作り、1回に2個(飼育下では3個の卵を産んだ例もある)の卵を産む。抱卵期間は約27-30日。雛は孵化してから2-3か月で巣立つと考えられている。開発による生息地の破壊、食用やペット用の乱獲などにより生息数は減少している。1991年から1992年における生息数は49,765-212,430羽と推定されている。
出典:wikipedia
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