Unix系のオペレーティングシステムにおいて、true（トゥルー）とは常に終了コード0を返すだけのコマンドである。シェルによって論理値の真と解釈される。普通はシェルスクリプトの条件文やループにおいて利用される。このとき、ブーリアン型の値はプログラムの終了コードとして与えられる。例えば、以下のBourne shellスクリプトは割り込みを受けるまで文字列 codice_1 を表示する:このプログラムは "実際の" 引数を取らないが、あるバージョンでは、標準パラメータ codice_2 が使用法の要約を表示し、codice_3 がプログラムのバージョンを表示する。codice_4 は単独のコロン（codice_5）としても書くことができる。この形式はヌル・コマンドと呼ばれ、一般的にシェルの組み込みコマンドであり、そのために codice_4 よりもいっそう重要である。上記の例を codice_4 の代わりに codice_5 を使用して書くこともできる:別名の codice_5 の形式では、codice_4 は通常は（Bourne shellのようなPOSIX互換のシェルにおいて）ダミーのコマンドとして使用できる。ダミーのコマンドとしては、引数に codice_11 の形式を指定してパラメータに値を代入する 。例えば、bash のためのバグ・レポート・スクリプトである bashbug では以下のように使われる：true は実行ファイルとして提供されるが、シェルによっては組み込み版が提供されている。

出典:wikipedia