広島クリスタルプラザ（ひろしま－）は、広島県広島市中区中町にある高層ビル。地元では「クリスタルビル」とも言われる。1992年竣工。広島県と2022年まで信託契約を結んだ三菱信託（現・三菱UFJ信託銀行）と安田信託（現・みずほ信託銀行）の2銀行が、県有地に約100億円を投じて建設した。建設当時からその特徴ある外観から市内でも目立つ存在で、現在でもランドマークとして扱われている。様々な種類のテナントが入っており、レストランなどの商業施設や銀行、6階に財団法人ひろしま国際センター、8階に財団法人建設業技術センター、10階に広島県行政書士会、12・13階に広島高速道路公社本社などオフィスがある。毎年冬に行われる「ひろしまドリミネーション」では、クリスタルプラザ前広場にピース城が作られ、メイン広場として使われている。県はテナント料収入など事業収益の一部を配当として受け取っていたが、1999年以降は無配当が続いている。これは当初計画で入居率を98%と見込んでいたが、バブル崩壊の影響で90.3%（2006年度平均）と下回り続けているため。2008年現在、両行は信託期間内に借入金を完済するのは困難としているため、県は両行に対し収支改善等を要請している。平和大通りに面して建ち、通りに対して角度を45度振った状況で建っている。また、ビル名の「クリスタル」を表すように、全面青いガラス張りになっている。〒730-0037 広島県広島市中区中町8番18号（）

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