『真ゲッターロボ 世界最後の日』(チェンジ!! ゲッターロボ せかいさいごのひ)は1998年発売のOVA。全13話、DVD全4巻、ビデオ全7巻。EMOTIONレーベル25周年の年にあたる2007年4月25日に、リマスター版DVD-BOXが発売され、2009年にはUMD Videoとしても発売された(全4巻、I・IIは5月26日、III・IVは6月26日発売)。2010年9月24日にはBlu-ray BOXが発売された。2008年7月5日からBS11デジタルの『ANIME+』枠で放送された。『ゲッターロボ』シリーズ初のOVA作品。またEMOTIONレーベル15周年記念作品でもある。ビデオの第1巻は1500円という低価格で発売された。ロボットアニメのクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」がヒットし、『ゲッターロボ』も過去のテレビアニメや漫画に触れていないであろう低年齢層からの認知度も高かったところから、本作の企画は始動する。内容は漫画版を元にし、過去作品のキャラクターやメカニックを利用しているが、ストーリーのつながりはない。過去作品に登場した敵組織「恐竜帝国」や「百鬼帝国」などは登場せず、宇宙からきた未知の生命体「インベーダー」が敵となっている。外伝ストーリーとして、原作漫画『真ゲッターロボ』に収録された「クレーターバトル」と、ドラマCD「真ゲッターロボ・外伝 月面十年戦争〜戦慄の予感」の2つがある。どちらの作品も、本編開始前の物語となっている。ドラマCDは現在は絶版となっているが、リマスター版DVD-BOXの初回特典としてサウンドトラック(全2枚)とともに付属する。謎の巨大宇宙生命体・インベーダーとの戦争は、ゲッターロボの活躍で終結した。それから3年後。絶滅したはずのインベーダーが、再度地球圏に出現した。さらに、ゲッターロボの開発者であり殺害されたはずの早乙女博士が復活を遂げる。早乙女は浅間山にてゲッタードラゴン軍団を率い、人類に反旗を翻した。早乙女殺しの罪で投獄されていた流竜馬は仮釈放と復讐のために立ち上がり、たった1人でドラゴン軍団に立ち向かっていく。戦いの最中、謎の男ゴウの叫びに呼応し、ドラゴン軍団は合体し、真ドラゴンとなった。そして、世界存亡をかけて、真ドラゴンを巡る戦いが繰り広げられていく。宇宙空間を漂流し、ゲッター線に寄生して生きるバクテリア状生命体。ゲッター線をエネルギーとする。知能は低く攻撃的。形を変えて巨大宇宙生命としても存在し、多種多様な形を見せる。機械や人と融合して取り込んでしまう能力を持っており、スティンガーとコーウェンは完全にインベーダーに乗っ取られている。機械と融合進化したものをメタルビーストと呼ぶ。ゲッター線を過剰吸収して飽和状態になると、体が崩壊する。また、『第2次Z』のロボット図鑑によると、各所にある黄色い眼球状の器官をすべて潰すことでも消滅させることができるという。本作は2部構成になっており、1-3話とその13年後の4話以降で構成される。3話までのスタッフロールには監督という役職そのものの記載がされていない。4話以降より監督のスタッフクレジットが現れ、川越淳とされている。現在、バンダイビジュアル側の資料からは削除されているが、3話までは今川泰宏が監督を務めている。1998年の製作発表当時には今川監督作品というふれこみでアナウンスがされ、実際、雑誌インタビューなどにも答えている。また、その後今川自身が脚本を担当した漫画『真ゲッターロボ!! 異聞 Try to Remember』(漫画:松本久志)が発表されている。交代劇の理由については不明。DVDの収録話数は通常版とリマスターBOX版で異なり、通常版は最終巻のみ4話、他は3話収録になっているが、リマスターBOX版は2巻に相当するDisc2が4話収録になっている。※1999年に毎日放送のアニメシャワー枠で全話、2001年にテレビ東京にて4話以降を放送したこともあった。ゲーム発売元が公式に本作品を“ 参戦(参加)作品 ”として発表しているゲームのみを記載する。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。