国道349号(こくどう349ごう)は、茨城県水戸市から宮城県柴田郡柴田町に至る一般国道である。阿武隈高地の西側を、山沿いに南北に縦走する。茨城県内は整備が進んでおり走りやすく、水戸 - 常陸太田区間は国道6号のバイパス的に機能している。福島県内には狭隘区間がかなり残存し、宮城県内は阿武隈川と並走する。茨城県水戸市を起点とし、茨城県の県北部地域の那珂市、常陸太田市を北へ縦断しながら、福島県の阿武隈高地山間部を通って田村市、伊達市を経て、宮城県角田市を経由して柴田郡柴田町を終点とする延長約250kmあまりの広域幹線道路である。これら地域の産業振興や交流・連携を支えるだけでなく、災害時の緊急輸送道路としての機能を有する重要な路線として位置付けられている。茨城県常陸太田市内の国道349号旧道の久慈川に架かる幸久橋は、老朽化と2011年3月11日の東日本大震災影響による橋脚ひび割れなどにより、2013年(平成25年)10月17日より通行止めになり通行の安全確保が不能とされたことから使用中止となった。また、茨城県那珂市北部から常陸太田市を通る那珂バイパスと太田南バイパスでは、一部暫定2車線での供用となっており、この区間の交通渋滞緩和を目的に現在4車線化整備が進められている。福島県と宮城県の県境付近(福島県伊達市梁川町五十沢から宮城県伊具郡丸森町)は、美しい景観を楽しめる阿武隈峡谷がある。国道の対岸には阿武隈川の川下り遊覧船の乗り場もある。
出典:wikipedia
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