長崎地方気象台（ながさきちほうきしょうだい, Nagasaki Local Meterological Observatory）は、長崎県長崎市にある地方気象台であり、福岡管区気象台の管轄に属する。2013年9月30日までは長崎海洋気象台（ながさきかいようきしょうだい）であった。福岡管区気象台の管轄下で長崎県の地上気象観測等の業務を行っている。なお、長崎海洋気象台だった頃は気象庁直轄であったが、地上気象についてはその当時から福岡の管轄下にあった。以前は長崎県内の各地に福岡管区気象台の測候所が設けられていたが、段階的に無人化を実施し、2009年（平成21年）10月1日付で全ての測候所が完全に無人化された。2010年（平成22年）3月まで、気象観測船「長風丸」を用いて海洋観測を行っていた。これら海域における海上警報は、NHK福岡放送局と管内の放送局で放送されるローカル気象情報で伝えられている。但し、全地区の警報はブロックの気象情報のみで伝えられ、あとは地元関係分のみ。なお、瀬戸内海については神戸地方気象台の管轄であるが、北九州局と大分局では瀬戸内海西部と豊後水道の分が上の分と併せて伝えられている。

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