島津 禎久（しまづ よしひさ、1962年（昭和37年）4月5日 - ）は日本の写真家。1962年（昭和37年）4月5日に、父・島津久永、母・島津貴子の長男として東京都に生まれる。西町インターナショナル・スクール、啓明学園で学ぶ。1975年（昭和50年）に、両親と共にオーストラリアに渡り、5年間滞在して、シドニーのクランブルック・スクールを卒業した。その後、アメリカ合衆国マサチューセッツ州のハンプシャー・カレッジでフォトグラフィーとビジュアル・アーツを専攻した。1985年（昭和60年）に、B.A.を取得する。その後4ヵ月、イタリア・フィレンツェのステュディオ・アーツ・センターズ・インターナショナルで勉強した。幼い頃から平和問題、貧困、社会問題、環境問題に関心を持ち、老人や精神障害者のこと等を取りあげたいくつかのフォトグラフィック・プロジェクトを手がける。1990年代にカナダ人女性と結婚した。昭和天皇や香淳皇后の孫で今上天皇の甥（父方から見ると又従兄弟でもある）。皇太子徳仁親王とは従兄弟で、徳川宗家18代目当主徳川恒孝とは又従兄弟である。1993年（平成5年）10月に『充たされた日々―イギリスのホスピスを訪ねて』（池田出版事務所）が出版された。

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