藤田流(ふじたりゅう)は能楽笛方の一流儀。名人笛彦兵衛(檜垣本彦兵衛栄次)の門人であった馬淵頼元の甥、下川丹斎の弟子藤田清兵衛重政なる者が一流を立てた。元来は禁裏に出仕した手猿楽の役者であったと思われるが、後に尾張藩に仕え、江戸時代は長らく同地で活躍した。現在でも名古屋を主要な地盤とするのはこのためである。譜やアシライを吹きはじめる箇所が他流と異なり、芸風は笛に力強い息を分厚く吹き込み、派手なトリル風の装飾音を用いるなどの特色を持つ。能楽協会に登録された役者は4名で、現宗家十一世藤田六郎兵衛を含む全員が名古屋在。
出典:wikipedia
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