『君のいる町』(きみのいるまち、A town where you live)は、瀬尾公治による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて、2008年26号から2014年11号まで連載された。略称は『君町』。『CROSS OVER』『涼風』に続く、『週刊少年マガジン』連載作品第3作。作者の故郷でもある広島県庄原市が物語の舞台となっているため、登場人物の多くは地元の方言で会話している。前作が「主人公の少年が東京の高校へ進学するために広島から上京する」設定であったのに対し、本作は「ヒロインの少女が広島の高校へ入学するために東京からやってくる」という逆の設定になっている。また、各所に前作の登場人物が登場している。2014年1月時点で単行本累計発行部数460万部を記録。2012年と2014年にOADが制作された。また、2013年3月にテレビアニメ化が発表され、同年7月から9月にかけて放送された。連載が終了した2014年11号にて次回作となる『風夏』の連載を開始し、最終回と次回作の第1話を同じ号に同時掲載するという極めて異例の措置を取っている。広島県の田舎町で春から高校へ進学する主人公・桐島青大の家に突然、父親の知り合いの娘という少女・枝葉柚希が居候として東京からやってきた。青大はクラスメイト・神咲七海に中学時代から好意を寄せていく一方、同じ屋根の下で都会的で奔放な柚希と接していく中、徐々に彼女が気にかかる存在となっていく。その後、東京に青大が転校し、舞台も東京へ移る。東京に転校した青大は、枝葉柚希を追って同じ学校に転入。その先、引っ越したばかりのマンションに御島明日香が上がり込み桐島青大を襲撃。話し合いにより和解するも、柚希は風間恭介を巡って浅倉清美と争っていた。恭介は難病を患い入院中だったが、退屈を嫌う故病院をよく抜け出していた。清美や柚希たちに心配されながらもリハビリに取り組むうちに、青大とも打ち解けていく。恭介にはバイクレーサーになるという夢があり、青大とは打ち解けたのち、霧島食堂のスポンサーになる。という約束をする者の、恭介は急死してしまう。それまでの間、柚希は青大と距離を置き続け、青大は明日香と付き合う。なお、この時期に夏越とも出会う。このメンバーでいくらか過ごした後、枝葉 懍が現れ青大と柚希に茶々を入れる。その影響もあってか2人の距離は再接近し、それを感じた明日香は疎遠になってゆく。最後には明日香は青大と友達関係に戻り、柚希と青大の再交際が始まる。そして舞台は大学編へ移る。広島で一緒に過ごしていたメンバーと、青大、柚希、懍、そして東京の高校生だった子達が登場。しかし広島メンバーは進級しないうちに広島に戻った。青大と柚希は賃貸マンションを借りて生活。隣人には男性恐怖症で暴走、妄想癖のある保科、中二病をこじらせてロックンローラーな宮永がいる。宮永との付き合いは長くはなかったが、保科に関しては大学3年の夏にイギリスに留学するまで何かと付き合った。途中柚希の父親のお咎めがあったりはしたものの、柚希と青大はこれといって大きな困難はなく過ごしてゆく。また、この時期から作品中にサービスカット(水着、入浴など)が増えていく。青大は高知に就職。柚希は東京で教師になる夢を追い勉強するので再び遠距離恋愛に。青大は現地の色めき立った女性上司や個性的な周辺人物にもまれながらも。夫婦生活、結婚を見据えて努力に励む。途中柚希は何度も青大の元に訪れるが、激務と過労がたたって倒れてしまったこともあった。これにより一度二人は別れるも、東京転勤を機に奇跡的に再開、そして結婚。その間に清美と尊ができちゃった結婚、七海と氷室も結婚。広島組で結果的に、一番最後に結婚したのが青大たちだった。その後、エピローグで桐島食堂を運営していたり、子供がいたり。果ては次回作のヒロイン、秋月風夏も登場している。第2期OADの声はテレビアニメと同じ。瀬尾公治『君のいる町』講談社〈講談社コミックス〉、全27巻2012年3月16日に発売された単行本第17巻と、同年6月15日に発売された同第18巻のDVD付き限定版に収録。原作者の出身地である広島県庄原市との共同制作となる。第2話では『涼風』の登場人物である涼風も登場している他、『涼風』で控えられていたお色気描写が存在する。テレビアニメ放送終了後に製作の、2014年1月17日に発売の単行本第26巻には、第9巻に収録された月の特別回想編をアニメ化。2014年3月17日に発売の単行本第27巻には、最終回をアニメ化。2013年7月から9月まで、テレビ東京系列および広島ホームテレビにて放送された。1クールでまとめるために原作とは構成(時系列)を変えたり、原作の一部の話をカットするなどの改変がされている。アミューズソフトエンタテインメントより発売。ユニバーサルミュージックより発売。文化放送で毎週土曜25:30 - 26:00放送の講談社提供の番組『豊永利行・内山昂輝の週刊サウンドウィング 〜音羽編集部〜』のコーナーとして7月6日から4回の期間限定でタカオユキをパーソナリティーとして君町レコメンドを放送、各回に細谷佳正、中島愛、佐倉綾音、小野大輔をゲストとして迎える。ネクソンの開発・運営する市川マサ原作のソーシャルゲーム『A-BOUT! 最強決定戦!!』に2013年9月2日から9月9日まで「君のいる町」のヒロインのうち3人が期間限定のキャラクターカードとして登場。入手方法はギルドの仲間と協力してレイドボスとのバトルに勝利しランキングで上位に入る必要がある。2013年7月より、物語の舞台となっている庄原市内に本社を置く備北交通がラッピングバスを広島 - 三次 - 庄原 - 東城線にて運行している。このほか、東武東上本線の成増が舞台であることから、2013年に東武鉄道とタイアップして、東上本線でスタンプラリーを行った。
出典:wikipedia
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