サクラトウコウとは、日本生まれの競走馬、種牡馬である。全弟にサクラチヨノオー、半弟にサクラホクトオーがいる。1983年8月に競走馬としてデビュー。翌9月に重賞の函館3歳ステークスを優勝した。その後は慢性的な脚部不安に悩まされ続け、休養を繰り返しながら重賞の七夕賞を優勝し、またスプリングステークスでビゼンニシキの2着になるなどの実績を残した。競走馬引退後は血統が評価されて種牡馬となり、天皇賞（秋）に優勝したネーハイシーザーをはじめ活躍馬を多く輩出した。産駒にはスピードに秀でた馬が多く、ネーハイシーザーやマルタカトウコウは多くのレコードタイムを更新した快速馬として知られる。晩年は生まれ故郷の谷岡牧場で過ごし、2006年に老衰で死亡した。

出典:wikipedia