第七三二海軍航空隊(だい732かいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊の一つ。蘭印防衛を主眼とした陸上攻撃機部隊として、太平洋戦争後期に爆撃・攻撃・偵察行動に従事した。東蘭印方面からオーストラリアの要衝ダーウィン方面の爆撃任務を担っていた第七五三海軍航空隊は、再編作業を行う暇もなく、開戦以来セレベス島のケンダリ飛行場に拘束されていた。しかし1943年(昭和18年)後半には戦力も低下してきたため、七五三空に代わる部隊への交代が望まれるようになった。そこで新たに編成されたのが七三二空である。十分な練成期間を確保し、1944年(昭和19年)春の実戦投入をもくろんだ。しかしイギリス海軍東洋艦隊の増強に対応するため、練成未了のまま西蘭印戦線に投入された。 南西方面艦隊第十三航空艦隊直率、即日練成開始。練成未了の状態を挽回できないまま、渾作戦に全力投入されて壊滅した。解散後は乙飛行隊の濠北海軍航空隊地上要員に取り込まれたが、濠北空も終戦まで持たず、1945年(昭和20年)5月に解散している。豊橋で練成中の要員は、以後に編成された第七六三海軍航空隊などの要員に振り向けられた。
出典:wikipedia
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