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ぼくのすむまち

『ぼくのすむまち』は、「RPGツクール for mobile」で製作された全6話のFOMA用ロールプレイングゲーム。Windows版にも『ぼくのすむまちVX』として移植が行われた。本作の第1話は2006年4月17日にエンターブレインが運営していたFOMAの公式サイト「ツクールモバイル@RPG」(2007年5月31日サービス終了)にて公開された。運営開始と同時に連載開始された作品の1つだった。その後およそ1か月半おきに新作が発表され、最終話である6話は2006年12月に公開された。現代日本を舞台としつつ、ランダムエンカウントや経験値稼ぎによるレベルアップといった、オーソドックスなRPGのシステムを踏襲している。携帯電話の特性に合わせ、比較的短時間(1-2時間)でクリアできる。全6話からなるが、シナリオ的な連続性はなく、どの話からでも始められる形式となっている。ツクールモバイル@RPG終了により携帯電話版の配信は終了されているが、現在はWindows版の『ぼくのすむまちVX』がフリーゲームとして公開され、プレー可能になっている。2008年、ブラック・ウルフの手によってWindowsに移植がおこなわれた。全6話すべての移植が公開されている。Windows移植版は『ぼくのすむまちVX』と呼ばれる。これは、移植のために使われたツール名『RPGツクールVX』に由来する。移植にあたって、RPGツクールVXのスクリプトシステムRGSSによって、FOMA版のゲームバランスを忠実に再現している。一方、FOMA版では特定のポイントでしかできなかったセーブがWindows版ではどこでも可能になるなど、操作性は一部改善されている。いずれの話も、現代日本を舞台とし、主に小学生などの子供が主人公である。主人公の周囲に起きる身近な問題を解決していくといった内容だが、いじめや不登校といった、社会性のある話題を扱うことが多いのが特徴である。小学生のはじめはクラスで友達が作れず悩んでいたが、まどかという女友達が出来る。クラスで居場所のない二人は、町外れの下水道の奥にあるという楽園を目指すが、そこで行方不明になったりゅうじの話を聞く。りゅうじを助け出しクラスに戻るとクラスメートははじめ達をヒーローだと絶賛するのだが……。リサは不登校気味の中学生。その日も一人になれる場所を探して立ち退きの済んだ団地を訪れると小学生の男の子に出会う。りょうたはリサと同じく不登校児。意気投合した二人は団地の廃墟を探索し始めるのだが、そこで不思議な幻覚を次々と目にする。どうやらこの団地に子どもの頃から住んでいたゆきひろという青年が、団地の取り壊しに反対して強い電波を流しており、これが幻覚の原因らしい。ゆきひろと話をつけるため二人は廃墟の奥へと進む……。エイジは小学生。数週間前に母親とけんかをして家を飛び出して以来、夏休みということもあり、ホームレスと共同生活している。ホームレスの悩み相談にも乗ることからカリスマ的存在になっている。その日もエイジは相談を受けた。一丁目のゴミ屋敷の主から持ち物を持ち去られるので困っているという。エイジは町に飛び出すが町の住民たちはホームレスの味方になったエイジに襲い掛かってくる。エイジは町の人に宣戦布告しつつ、問題を解決していく……。『エイジが町の人に宣戦布告』という流れで、子どもを含む町の住民達と戦闘を繰り返すという表現が問題視されたため変更された。公開版では「町の住人達が化け物に取り憑かれたり変身したりしたため、それを助けるためにエイジが化け物と戦う」というあらすじに変更されている。このため、FOMA版では通常戦闘のグラフィックが通常のモンスターだが、修正前の版を移植したWindows版では子どもを含む人間となっている。ちかこは保育園児。株式会社セミノールに勤める父親には、雑誌記者が張り込みをするようなゴシップがあり、そのことでちかこも奇異の眼で見られている。ちかこの母親は宗教団体レイオブライトの幹部。母親はちかこを父親の噂が消えるまで人里離れて暮らそうと団体の精神修練施設に隔離する。そこにストーリーテラーのマックスが現れ、マックスは母親を説得、ちかことマックスは協力して、父親の問題を究明することを目指して立ち上がる……。三日月町は神社、お寺、教会が混在する宗教都市。近頃カラスが増えて不穏な雰囲気をかもし出すようになっていた。猫のツクヨミは、神社の巫女見習いの小学生あおいと、クラスメートでお寺の坊主のゲンを連れて動き出す。町の近くの天龍岳は自殺の名所としても有名で多くの浮かばれない魂がいる。それらを成仏させながら先に進むと、あおいの師匠のこむらさきがいた。彼女は自殺者の精気を吸い取り、八百年の長きに渡って生き続けてきた。こむらさきを止めるためにツクヨミ達は後を追う……。幼稚園児のぜのんは、幼稚園でみんなでまいたひまわりの種に自分だけ芽が出ないことでいじけてしまう。隠れ家にこもているとクラスメートのなるみが現れる。一緒にひまわりの芽が出るように祈っていると光に包まれ別の町にワープする。そこはひまわりが咲き乱れる町だった。町の中を進むと、Xレンジャーという戦隊が解散を話し合っている場面に遭遇する。彼らが就職活動を優先したいという中、ただ一人ホワイトは活動を続けたいと言う。ぜのん達がホワイトに話を聞いていると、異世界への扉が開けた。それはホワイトも幼年時代通ったことのある扉だった……。戦闘は、制作に使用された「RPGツクール for mobile」の通常戦闘を使用しており、ドラゴンクエスト風のオーソドックスな戦闘になっている。ダンジョンとなる場所(下水道や山道など)を歩くとランダムエンカウントし、ダンジョンのチェックポイントや一番奥にボスがいる点も、オーソドックスな形式を踏襲している。戦闘で戦う敵は、どこかコミカルな敵が多く、「コウモろこし」という、こうもりととうもろこしを掛け合わせたような、駄洒落を用いた敵も多数登場する。これらの多くは同じ作者のムーンホイッスルシリーズと共通である。主人公達は、魔法の代わりに特技を使って戦う。その種類は、敵を眠らせる「とんぼとり!」や命中率を下げる「どろだんご!」といった子どもらしいものから、「バクレツ+」「ドンパン!」のように、火花を散らしてダメージを与えるもの、体力を回復する「星の砂!」「月光!」といった幻想的なものまである。名前の後の+や!といった記号は効果の及ぶ範囲であり、+は1グループに、!は全体に効果があるという意味である。主人公達が持ち歩く道具は、体力回復のための「おにぎり」や、吐き気(体力が低下していく状態)を直すための「ウメジンタン」、HPがゼロになった時に復活する「こんぺいとう」など、現代日本の子ども達にふさわしい道具になっている。このように本作品のゲームシステムは、オーソドックスなRPGのシステムを踏襲しつつ、現代日本の子ども達が主人公という設定に合うようにアレンジされている。第3,4,6話では、装備品に「光の石」や「炎の石」(第4話のみ「闇の石」もある)を合成して強化するシステムが採用されている。合成は合成屋で行うことが出来、合成にかかる金額はいずれも無料である。このシステムを有効活用して進めるのが攻略の要であり、特に第4話は合成を行うことによってしか強い装備を得ることが出来ないため必須となっている。第3話の戦闘は他の話のそれとはかなり趣を異にする。MPの概念が存在せず、特技はHPを消費する。主人公のエイジは「天の光⇔」という技を使用可能で、この技はHP消費なしで(事実上無制限に)パーティー全員のHPを一定量回復できる。このため、この技を使うことで毎回万全の状態で戦闘に臨めるが、戦闘中は「天の光⇔」を使うと敵のHPも回復してしまうので、使いどころの見極めが求められる。(技の後に付く⇔の記号が、「効果範囲が敵味方全体である」ことを意味している)2012年6月12日現在、第1話の英語版が公開されている。英語版のタイトルは『My Home Town』となっている。英訳はおにぎりゴハンによって行われ、RPGツクールVXの英語版、RPG Maker VXを使用して行われた。実行には日本語版同様RPGツクールVXのRTP(ランタイムパッケージ)が必要だが、日本語版RTPが必要な版と英語版RTPが必要な版の両方が公開されており、日本語と英語、双方の環境に対応している。短編ながら、プレイヤーに様々な問題を投げかける姿勢や、どことなく懐かしい世界観などが評価されている。しかし、社会性のあるシナリオを扱う関係上、表現の問題が生じ、ツクールモバイル@RPG編集部から修正を求められたこともある。第3話はホームレスや騒音おばさん、ごみ屋敷といった題材を扱っているため、FOMA版は大きな修正を施したものになっている。ただし、この事実は編集部が本作品をピックアップした際に明らかにしたものである。また、修正前のシナリオをもとに移植されたWindows版・第3話は、同社サイトにて問題なく紹介されている。

出典:wikipedia

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