佐倉丸(さくらまる)は、1887年にイギリスで竣工した鋼製汽船。1887年10月にグラスゴーのエイトケン&マンセル社でイギリス船「モーガル(Mogul)」として建造された。日清戦争のときに日本政府が購入し、当時歩兵第二連隊があった千葉県佐倉にちなんで「佐倉丸」と名付けられた。1896年11月1日に陸軍省より日本郵船に払い下げられ、ハワイへの移民輸送等に従事。1899年、移民請負会社・森岡商会によりチャーターされ、ペルー移民第1船として横浜港からカオヤ港へ向け出航。約790人の移民をペルーへ運んだ。1904年5月3日未明、日露戦争の第三回旅順港閉塞作戦に白石葭江少佐指揮で参加し、自沈した。要目表の写真はこの作戦前に撮影された記念写真である。1917年、佐倉丸の鐘は元老・西園寺公望により財団法人立命館に寄付され、当時京都市上京区にあった立命館大学広小路学舎「養性館」屋上に設置された。この鐘は「時の鐘」と呼ばれ、長く立命館学園のシンボルとして親しまれた。立命館大学は1981年に「広小路学舎」を閉校し、京都市北区の「衣笠キャンパス」に全学統合移転したため、現在広小路の地に「時の鐘」はない。
出典:wikipedia
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