市原ぞうの国(いちはらぞうのくに)は、千葉県市原市山小川937番地にある動物園。山小川ファーム動物クラブ、有限会社湘南動物プロダクションを前身に、1989年(平成元年)開園。総面積約3.5ヘクタール。日本動物園水族館協会加盟園館。園長は元ファッションモデルの坂本小百合(勝浦ぞうの楽園園長を兼務)。ゾウ(主にアジアゾウ)を多数飼育しているため「ぞうの国」という名称を用いている。動物と身近に接する展示を特徴としており、園内では希少動物を直接触れる貴重な体験ができる。これらを含め、150種類、約500頭羽の動物を飼育している。2014年6月現在、アジアゾウ11頭、アフリカゾウ1頭、合計12頭のゾウが飼育されており、その数は国内最多である。(内2頭は、神戸市立王子動物園からの借り受け。)過去、月岡動物園(1991年閉園)、甲子園阪神パーク(2003年閉園)、南紀白浜ワールドサファリ(現:アドベンチャーワールド)など、他の動物園やサーカスからもゾウを引き取っている。ゾウによるショー「ぞうさんショー」をはじめ、実際にゾウの背中に乗る事ができる「ぞうさんライド」(エレファントライド)、ゾウの鼻にぶら下がる事のできる「ぞうさんリフト」が名物となっている。なお、ぞうさんショーにてゾウを操るゾウ使いは、全員タイ人である。園内に設けられている「象のものしり館」では、日本国内におけるゾウの飼育状況や生態を紹介しており、ゾウに関する知識の普及活動を積極的に行っている。2007年5月3日、深夜1時45分、日本国内2例目(当園では初)となるアジアゾウのメスの赤ちゃんが誕生した。出産については、タイからゾウ専門獣医の協力を得て行われた。これにより、人工飼育下では、多くの場合、母ゾウが子育てを放棄してしまう中、日本のアジアゾウでは初めて母乳による自然保育(母ゾウによる子育て)に成功した。この取り組みが評価され、2008年5月、日本動物園水族館協会より繁殖賞を受賞した。誕生した赤ちゃんゾウは「夢が花開く」という意味をこめて「ゆめ花(か)」と名付けられた。誕生時の「ゆめ花」は体重110kg、体高約94cm、胸囲約114cm、腹まわり約94cm、腰まわり約137cm、鼻先~頭約80cmであった。その後、大きな病気やけがをすることなく順調に成長し、生後4年で体重が1,460kgとなった。「ゆめ花」はショーでかわいい仕草だけでなく、2歳で始めた絵や習字、フラフープ回しなどでまれな才能を発揮し、同園のアイドル的存在となっている。メスだとわかるように耳にリボンを着用している。「ゆめ花」はメディアがしばしば取材に訪れている。当園の人気チンパンジー「スマイル」は、2002年11月、宮崎市フェニックス自然動物園生まれのオス。親の育児放棄から当園に引越し、人工保育で育つ。フジテレビ番組「CHIMPAN NEWS CHANNEL」に「ゴメス・チェンバリン」という役名で出演し、人気を得た。TV雑誌の表紙を飾るほどであった。番組終了でTV出演できなくなった「スマイル」は、テレビスタッフと会えなくなって寂しがっていると主張している。また、2007年2月にスマイルは市原市の観光大使に任命されたが、動物愛護団体からの批判を受け、わずか1ヶ月余りで終了。市原市は「特別なことをしてもらうつもりはなかったのに」とコメントした。阿蘇カドリー・ドミニオンに住むパンくんとは異母兄弟で、パンくんの娘プリンちゃんの叔父に当たる。上記以外にも以下の動物を飼育している。鉄道高速バス自動車2005年に千葉県勝浦市の13ヘクタールの自然の山野に開設されたゾウの養老エリア。開園日は不定期(冬期は休園)。ゾウに騎乗し、ゾウ使いと共に山野の散策を行う「エレファントトレッキング」ができる施設。部屋からキリンを見ることができるペンション(宿泊施設)。ペンションの名はGiraffe(キリン)ではなくOWL(フクロウ)である。サユリは園長の名で、園長のプライベートガーデンの雰囲気となっている。市原ぞうの国とシャトルバスで連絡される。
出典:wikipedia
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