典属国（てんぞっこく）は秦、前漢の官職名。降伏した周辺異民族を掌る。属官には九訳令がいた。武帝元狩3年に匈奴の昆邪王が降伏すると、属国を増設し、都尉、丞、候、千人の官を置いた。成帝河平元年に大鴻臚に統合され、典属国は廃止された。

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