沖縄県立図書館(おきなわけんりつとしょかん)は、沖縄県那覇市寄宮にある公立図書館。那覇市の本館。2011年4月現在の蔵書数は72万冊(書架:57万5千冊/開架:12万5千冊)であり、うち約29万冊が郷土資料である。琉球、沖縄に関する資料(郷土資料)を保存している施設としては最大である。与儀公園に面し、隣接して那覇市立中央図書館がある。なお、閉館音楽にはハイドン交響曲第101番「時計」の第2楽章とモーツァルトピアノ協奏曲ハ長調K467の第2楽章を編曲したバージョンが長らく使われていた。2007年10月に県立図書館を運営する沖縄県教育庁は、沖縄県が2006年3月に策定した行財政改革プランに基づき、宮古島市にある宮古分館、石垣市にある八重山分館を廃止することを検討した。その後、宮古分館に関しては市立図書館の建て替えと重なることからいったん保留となったが、八重山分館に関しては2009年3月末での廃止が発表された。県は石垣島で住民に対し建物の老朽化の問題をあげ、さらに石垣市立図書館の存在により県立図書館の必要性が無いことなどを説明したが、那覇市においては県立図書館と市立図書館が隣接して存在しているため、廃止のための正当な理由とはならず、さらに財政的な廃止と説明しながら、県都である那覇市には県立博物館新館を建設し、住民からは「離島切り捨て」の声も挙がった。このように、住民による反対があいついだため、2008年10月に県は2009年3月末での廃止を延期する方針をとったが、廃止の方針自体は変わらず、以後も廃止に向けて住民との話し合いを検討しているとした。その後2010年1月に「分館の扱いについては白紙の状態」として、分館の有り方に関して廃止、存続の前提なしに話し合いを行うこととなった。2010年3月31日宮古分館閉館。2012年3月31日八重山分館閉館。
出典:wikipedia
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