『若者たち』(わかものたち)は、1966年にフジテレビで放送された連続テレビドラマ。ここでは、同ドラマをリメイクした映画作品、同名の舞台作品、2014年版の新シリーズ連続ドラマについても記述する。千葉県の海岸沿いの町に住む、両親を亡くした5人兄弟が、友情・恋愛・確執などを繰り返しながらも逞しく歩き続けて行く青春ドラマ。視聴者の共感を呼び、開始当初は低かった視聴率も回を追うごとに上昇していった。内容は、1965年11月29日付の毎日新聞朝刊「ある家庭」という特集記事で紹介された、実在の家族を素材に企画されたという。また、ドラマの人気上昇につれ後述の同名主題歌も大ヒットした。しかし、1966年9月23日放送予定の第33話「さよなら」は、在日朝鮮人に対する日本人による差別を描いていたのだが、その直前に平新艇事件が発生したため、放送が中止された上、9月30日をもってドラマ自体も打ち切られた。1966年、第3回ギャラクシー賞 テレビ・フィクション部門受賞。2008年10月15日に、フジテレビ開局50周年記念としてポニーキャニオンより放送中止された第33話も収録した15枚組DVD-BOXがリリースされた。昭和41年2月7日 - 3月7日は月曜日放送。翌週は放送なし。3月18日の週からは金曜日放送。第33回S41.9.23(金)は別番組を放送。『若者たち2014』(わかものたちにせんじゅうよん)のタイトルで、2014年7月9日から9月24日まで毎週水曜日22:00 - 22:54に、フジテレビ系の「水曜22時」枠で放送された。フジテレビの開局55周年記念企画として、1966年に放送された『若者たち』(わかものたち)を48年振りに現代版にリメイクし制作した作品。『北の国から』で知られる杉田成道がチーフ演出を担当し、妻夫木聡が主演を務めた。なお、アナログ時代親局がUHFであったネット局の地域を中心に、大半の地域ではこれが「若者たち」としては初放送となる。第82回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では妻夫木聡が主演男優賞総合2位、瑛太が助演男優賞総合3位、主題歌がドラマソング賞3位にそれぞれ入賞した。同賞審査員の松尾羊一は若者層から意外な支持があったと分析している。あらすじはエピソードリストを参照。ひかりや新城が勤務する病院。複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。1966年のテレビドラマの放送終了後、映画版が俳優座主導で3作品製作された。脚本が山内、監督が森川と、主要スタッフはテレビドラマと共通である。当時森川が籍を置いていたフジテレビ本体は、映画の製作には関わっていない。これらの映画シリーズは、2006年に「三部作」として、ジェネオン エンタテインメントよりDVDソフト化された。1967年公開。俳優座、新星映画社(自主上映)製作。白黒、87分。1969年5月10日公開。俳優座製作、松竹配給。白黒、98分。1970年11月28日公開。俳優座映画放送製作、「若者たち」全国上映委員会配給。白黒、101分。
出典:wikipedia
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