鷲塚 慶一郎(わしづか けいいちろう)は、SNKの対戦型格闘ゲーム『幕末浪漫 月華の剣士』シリーズなどに登場する架空の人物。声優は小西克幸。新撰組副局長土方歳三直属の部下という設定(どの隊にも属していない)の新撰組隊士。隠密行動専属の隊士として、地獄門について調査を命ぜられる。新撰組内で粛清されそうになったことで脱退した紫鏡とは因縁があり、対戦前には特定の演出が用意されている。『一幕』のエンディングでは、京都の池田屋にて、長州藩の尊王攘夷派の人物による密議が行われていることを仲間の隊士から聞かされ、探索に乗り出す(世に言う「池田屋事件」である)。その際に「あの人と探索を開始する」と言っているが、鷲塚が言う「あの人」が誰なのかは不明。第二幕『月に咲く華、散りゆく花』(以下『二幕』と表記)の鷲塚は、地獄門の調査を続けている途中で地獄門に関係する人物が浮上したことで、その人物たちの身辺調査を行っていた。その人物たちが「封印の巫女」と呼ばれる女性を探していることを鷲塚は突き止め、真相解明のために地獄門を目指す。同じ隊士の真田小次郎とは家族同然の付き合いで、鷲塚の対CPU7戦目の相手でもある。鷲塚は、小次郎の本名とその性別を知っていたことが戦闘後に分かる。エンディングでは、長州征伐の前後で近藤勇らが京都におらず、鷲塚は京都での市中見回りを強化する旨を新撰組屯所に伝令する。そして、時代が変わっても、自分の忠義の心は変わらないことを決意し、背景に「誠」の一文字が表示される。鷲塚は、太平の世に忘れ去られた侍の美学と、正直さ、潔癖さ、朴訥さ、剣一筋に己の生きる道を切り開くという熱い思い、そして尽忠報国の志を貫くことを信念として動いている。年齢は『一幕』では28歳となっているが、『二幕』では1歳若返って27歳になっている。クロスオーバー作品である『ネオジオバトルコロシアム』(以下『NBC』と表記)にも登場しており、ここでは複合企業体「WAREZ」と地獄門との関わりの真相を探るべく、彼らの主催する「バトルコロシアム」に乗り出す。なお、鷲塚のストーリーにおいてはWAREZは西洋の商家であることになっている。エンディングでは、WAREZに監禁されていたある浪人を救出する。必殺技のコマンドはレバー入力の溜めを要する技が多い。各技は、リーチの長さや威力の高さに優れており、飛び道具を使えるので遠距離でも戦うことができる。剣質を問わず、通常技をキャンセルして各必殺技につなげるのが基本。「狼牙(・直式)」を昇華して超奥義の「真・狼牙」に繋げる連続技の破壊力は他の追随を許さない。漫画家の和月伸宏は、鷲塚の潜在奥義「最終・狼牙」を「ひたすらカッコいい」と絶賛している。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。