木浦市(モクポし、モッポし)は大韓民国全羅南道西南部の市。日本語読みも同じく「もっぽ」である。李氏朝鮮時代末期に開港場となり発展した港町であり、旧市街地では植民地時代の和風建築や近代建築が多数残っている。木浦市は湖南線の終着点であり日本本土や中国との交易で栄え、植民地時代には朝鮮半島有数の大都市だったが、1970年代以降は沈滞した。戦後日本との経済的関係が途絶えてから衰退の一途を辿っていた木浦市であったが1990年代に入って旧市街地の東側にニュータウンが建設されてからこうした状況は徐々に改善されつつある。1990年初頭の頃、従来の市街地の東側に下塘(ハダン)ニュータウンが建設され、同じ頃に木浦市の南側に栄山江を挟んで隣接している霊岩郡の三湖邑に、それまで仁川広域市に所在していた旧漢拏重工業(現在の現代三湖重工業)が移転し、2005年には光州広域市に所在していた全羅南道庁が下塘ニュータウンのさらに東側の務安郡の地域に移転しこの地域に南岳ニュータウンが形成された。しかしその一方、木浦駅・儒達山を中心としている従来の市街地は2008年度に旧市街地活性化条例が制定されたにも関わらず、いまだに沈滞から抜け出せない状態のままである。朝鮮半島最西南端に位置する港町で、北から東にかけては務安郡、南は霊岩郡に接する。西は黄海に面し、海上に浮かぶ島嶼のほとんどは新安郡に属する(一部、木浦市や務安郡など)。有名な新安沖沈没船が引き上げられたのはこのあたりである。
出典:wikipedia
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