黒斑山(くろふやま)は、群馬県嬬恋村と長野県小諸市にある浅間山の第一外輪山の最高峰である標高2,404 mの山。2万4300年前に山体が東へ大きく崩壊し、馬蹄形カルデラを形成して、黒斑山の尾根ができた。この山体崩壊による岩屑なだれは、北に向かったものは吾妻川に流入し、さらに下流の利根川に流入して、前橋まで達し、前橋台地を形成した。この北へ向かったものを塚原土石なだれと呼ぶ。西山腹には「チェリーパークライン」の道路が通り、山頂から西に1.7 kmには車坂峠がある。車坂峠を挟んだ西隣の高峰高原にはアサマ2000パークのスキー場がある。千曲川の支流である蛇掘川及び吾妻川の支流である大沢川と小武沢の源流の山である。群馬県側から見ると横長の三尾根を備えた山に見えるため、上州側(嬬恋村)では「三ツ尾根=みつおね」とも呼ばれている。浅間山を眺めるために黒斑山を登る登山者が多く、登山道もよく整備がされていて歩きやすい。浅間山は、時折火山ガスを噴出しているため、登山が禁止されていることがあり、そういった場合に黒斑山を浅間山の代わりとして登る者が多い。花の百名山に選定されていて、田中澄江はその著書でヒメシャジンなどの高山植物を紹介した。浅間山との間には、高山植物が豊富な湯ノ平がある。
出典:wikipedia
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