びわこエクスプレスは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が米原駅 - 大阪駅間を東海道本線(琵琶湖線・JR京都線)経由で運行する特急列車である。前身の「びわこライナー」についても記述する。本列車の前身は、ホームライナー(座席定員制)の「びわこライナー」である。これは、国鉄分割民営化後まもない1987年から、北陸本線の特急車両の間合い運用を利用して、通勤客向けに米原駅 - 大阪駅間で運行していたものであった。しかし、2003年6月1日のダイヤ改正で北陸方面の新型車両が増備されることになり、「びわこライナー」についても車両を置き換えることになった。これに伴い、ホームライナーではなく、特急列車として運行することとなり、「びわこエクスプレス」と改称された。2007年3月18日に特急「東海」が廃止されて以降は、東海道本線のみを走る唯一の特急列車で、「はるか」と同じくアーバンネットワーク内で運行が完結する。2015年3月14日現在、平日ダイヤに米原駅 - 大阪駅間で1往復と大阪発草津行きの上り1本の計3本が設定されている。なお、土・休日ダイヤでは設定されていない。2014年3月15日のダイヤ改正以降、このダイヤで運転されている。本列車の利用客向けに、回数特急券などの割引乗車券が発売されている。米原駅 - 彦根駅 - 近江八幡駅 - 野洲駅 - 守山駅 - 草津駅 - 石山駅 - 大津駅 - 山科駅 - 京都駅 - 新大阪駅 - 大阪駅1号と4号には特急「サンダーバード」の間合い運用として、683系4000番台(金沢総合車両所所属)が使用されている。2015年3月ダイヤ改正までは吹田総合車両所京都支所所属の681・683系が使用されていたが、2015年3月ダイヤ改正より上述の683系4000番台に運用移管された。「びわこライナー」の時代は特急「雷鳥」用の485系が用いられていたが、1995年から1997年までの間は運用上の関係で東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両も使用されていた。2号には特急「はまかぜ」の間合い運用として、キハ189系が使用されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。