FMなかしべつ放送株式会社(えふえむなかしべつほうそう)は、北海道標津郡中標津町の一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。FMはなの愛称でコミュニティ放送をしている。標津郡中標津町を中心とする根室管内北部では民放ラジオを聴取することが極めて難しく 、特に中標津町ではコミュニティ放送局を開局しようという動きがかねてから出ていた。その後、2008年(平成20年)3月に民放FM放送局の違法送信事件が発覚、違法送信した電気店店主が逮捕される事態に至ったため、4月に設立されることになった。2008年7月3日に放送局(現・特定地上基幹放送局)の予備免許取得、中標津町長選挙と町議会議員選挙が告示された8月19日に放送局の免許取得、翌日(8月20日)に開局した。放送局の呼出名称はエフエムなかしべつ、釧根圏としては3局目のコミュニティ放送局である。2010年(平成22年)10月1日より、「Restart」のテーマのもと、開局以来の大改編を行い、開局以来放送されてきた生ワイド番組や録音番組などをすべて終了し「24時間自社編成番組」となる。これを機にスポットCMや提供番組、提供枠としての天気予報も一気に増え、地域に根ざした放送局に生まれ変わる。現在は、自主制作番組のほか、コミュニティ放送局番販番組、またAIR-G'制作の「さややパルプンテラジオ」(DJ 川本紗矢(AKB48))も放送している。クリスマス期間中は、クリスマスステーションと題した番組が放送されている。朝晩問わずCMも流れている。開局当初の放送区域内の中標津町世帯は全世帯中の81%で、開陽台、計根別、武佐、養老牛温泉では聴くことが出来なかった。2009年(平成21年)に出た国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用して2400万円の予算が組まれたことから、中標津町役場にある送信所のアンテナ増設と計根別中継局の新設を行って、2010年4月1日の改編に合わせて運用を開始した。これにより、放送区域内の中標津町世帯は全世帯の98%となった中標津町内に本社、支店などがある企業のCMや地元の飲食店や企業などバランスよく流している。また、隣町の標津町の企業のCMも数社流れている。時間帯に合わせた業種のCMがピッタリはまっているのも特徴。このほか、交通安全や火災予防を呼びかけと言ったこともCM枠を使い、積極的に行っている。
出典:wikipedia
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