広電宮島口駅(ひろでんみやじまぐちえき)は、広島県廿日市市宮島口一丁目にある広島電鉄宮島線の駅である。駅番号はM39。世界遺産・厳島神社の最寄り駅。この項目では、宮島松大汽船の宮島口桟橋についても記述する。頭端式2面3線のホームを持つ地上駅である。自動券売機が設置されており、売店とトイレもある。駅係員の配置時間帯は運賃収受が駅改札で行われる。当駅から競艇場前駅まで本線に並行した留置線が3本ある。なお、宮島線専用の高床車が在籍した時期は3番乗り場が高床車用で2番乗り場が市内線直通の低床車用となっており、同一ホームを使用する2・3番乗り場はホームの床面が傾斜しているという特異な構造になっていた。1番乗り場は単行運転車用で、駅舎寄りが高床車用、西広島寄りが低床車用ホームとなっていた。また下記の通り、市内線直通列車の増加に対応するため3番乗り場を低床車用に改装し、高床車用の4番乗り場が設けられた時期もあった。以前は、駅に隣接する形で宮島口車庫が存在した。現在は留置線として使われている。広電宮島口駅から道路を挟んだ位置に、宮島松大汽船の宮島口桟橋がある。旅客用桟橋と少し離れた位置にカーフェリー桟橋がある。宮島松大汽船は、宮島口と宮島(厳島神社)とを結ぶ路線を運航している。桟橋に直結する形で、広電グループの広電宮島ガーデンが運営する「宮島口もみじ本陣」がある。桟橋周辺の景観に関しては「廿日市市景観計画」において、駅舎並びに周辺の広告看板について「国際的な観光地『宮島』の玄関口としては必ずしもふさわしくない色彩や規模の建築物や屋外広告物が見られる」との問題点が指摘されている。桟橋付近の埋め立て工事を2014年(平成26年)から開始。2019年(平成31年)完成予定になっている。完成時には、JR西日本宮島フェリー(連絡船駅)と発着場所を統合する予定にしている。瀬戸内海に面した位置に駅が存在する。西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線 宮島口駅とは国道2号(宮島街道)を挟んで南北に位置しており、海側にある広電宮島口駅のほうが宮島行きの桟橋に近い(JR西日本宮島フェリー宮島連絡船の宮島口桟橋も宮島松大汽船の西隣に位置している)。駅前は広島県道43号厳島公園線のロータリー(通称『しゃもじロータリー』)が通り、ロータリーを囲むようにみやげ物店やホテル・旅館が並ぶ。廿日市市統計書に基づくデータである。宮島駅#利用状況を参照。なお、このデータは宮島上陸者の数で、復路の宮島口上陸者の数と同数になる正確な物では無い。
出典:wikipedia
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