西鉄バス宗像(にしてつバスむなかた)は、福岡県の宗像地方西部を中心に路線バス・観光バス事業を営む西日本鉄道(西鉄)の子会社である。本社所在地は福岡県宗像市陵厳寺四丁目7番1号。宗像市を中心に、福津市、古賀市、遠賀郡岡垣町、糟屋郡新宮町、福岡市東区志賀島に自社直営路線を持つほか、福岡市と宗像市を結ぶ路線を西鉄からの管理委託により運行する。自治体からの委託によるコミュニティバスとして宗像市コミュニティバス「ふれあいバス」、岡垣町コミュニティバス「ふれあい」、久山町コミュニティバス「イコバス」を、特定輸送として古賀市の健康文化施設「クロスパル古賀」の無料送迎バスおよび久山町の商業施設「トリアス久山」内循環バスを運行している。なお、福津市シャトルバスは2008年4月1日をもって廃止され、以降は同市内のタクシー会社2社への委託による「ふくつミニバス」の運行となり、当社は撤退した。近年、貸切バスが立て続けに導入されている。車両は日産ディーゼル車は西日本車体工業SD-Iスーパーハイデッカー1台、スペースアローが1台、三菱ふそう車は三菱ふそうエアロミディが2台、いすゞ車はLVが3台使用されている(特記以外全車西日本車体工業ボディ)。また、西鉄バス筑豊からの移籍車や中古購入(純正セレガ1台、ほか)など積極的に力を入れている。自社運行路線の営業所表記は原則として【○宗】である。ただし、本体からの管理委託路線に関しては【○赤】となっている。西戸崎駅を起点に、志賀島橋を渡り、島内の西側の県道志賀島循環線を経由して島北端の勝馬地区に至る。1996年5月1日のダイヤ改正で運行開始された。それ以前は天神と志賀島を結ぶ21番が勝馬まで直通していたが、このダイヤ改正により21番は天神 - 志賀島小学校前間に短縮され、系統分離された。運行開始当初は和白営業所が担当し、和白営業所(現在の和白五丁目)まで運転されていた。和白営業所廃止後は新宮営業所の担当となり、乗務員は大岳車庫での現地出退勤となっていた。2008年11月1日に福岡市による補助対象である廃止路線代替交通となったことにより、西鉄バス宗像新宮車庫(現在新宮支社に昇格)に移管されるとともにダイヤ改正が行われて大幅に減便され、それまでの1時間に1本程度の運行から、平日は1-2時間に1本、土日祝日は2時間に1本程度の運行となった。また、平日には大岳発着便が設定された。2015年3月21日のダイヤ改正で西戸崎駅前のロータリーが起終点となり、香椎線との乗り換えの利便性向上が図られた。中型ワンステップ車が限定で使用される。2015年4月1日からは、もと福岡シティループバス「ぐりーん」専用車の5718号を転用し、専用車として使用している。「志賀島ぐりーん」の愛称が付けられている。2012年1月5日より運行開始。当初は無料で運行し、同年4月1日より100円の均一運賃を収受している。上記方向のみ運行している。通常は専用車の日野・ポンチョ(社番8547)が使用される。2010年7月1日を以って廃止され、赤間本社へ統合。現在は事務所は乗務員の休憩室のみの使用となり転回場となった。路線・乗務員・車両は新宮支社もしくは赤間本社に移管された。担当路線津屋崎〜鐘崎線廃止路線 2003年7月に西鉄バス北九州に移管し八幡営業所芦屋営業区となった後、2005年4月1日廃止。担当路線(路線全廃)開設当初は芦屋町と北九州市を結ぶメイン路線で、昭和50年ごろまでは到津遊園を経て浅野まで運行されていた。昭和51年には八幡駅止まりとなり、一部が折尾以東で急行として運行されていた。後に遠賀川駅経由の24番が登場したことにより、末期は一日数本の運行となっていた。通学時間帯のみの運行、1990年代まで中山線の間合いで直方営業所運行の遠賀川駅発着便も運行されていた。芦屋支社最盛期の基幹路線で、1日50往復運行されていた。玄海交通時代には黒崎駅前止めのほか、遠賀川駅止めや折尾車庫止めも多数存在した。西鉄バス北九州に移管された後、芦屋急行線の登場により廃止。1980年代末の僅かな時期に存在した芦屋 - 引野口 - 北九州道路 - 砂津を結ぶ急行バスの代替路線として設定されたが、本数は極めて少なかった。2007年4月1日廃止。駐車場の一部をチェーンで締切り、事務所は乗務員の休憩室のみの使用となり転回場となった。2011年に事務所は解体された。かつての担当路線住宅街や狭隘区間が存在したため、薦野線と共用のマイクロバスで運行されていた。2003年4月1日限りで廃止。かつて福岡市中心部まで運行されていた22番を香椎で打ち切りにした路線。1996年5月までは22番のままだったが、天神 - 香椎浜の23番が22番を名乗る様になったため、2番に改番された。末期は下原経由ではなく、産業大学南口経由で運行されていた。また、和白営業所発着便も存在した。2009年4月1日限りで廃止。かつて天神・香椎地区 - 立花口で運行されていた22番を古賀支社に移管させた路線。平日朝の佐屋行きのみ新宮駅口発だった。2003年4月より、新宮町コミュニティバス「マリンクス」により運行されている。2011年3月12日のダイヤ改正で鐘崎、赤間営業所へは行かなくなった。西鉄からの管理委託車及び譲渡車が中心である。これらは西鉄と同一塗装で、譲渡車についてはロゴがグループロゴとなっている。玄海交通時代に自社独自で導入した車両には白地にスカイブルー・緑色・青色の塗装が施されていたが、西鉄バス宗像となってからはこれらの色の車両の新規導入は途絶えている。スマート・ループ(新塗装)が新宮支社3台。赤間1台。本体委託車が6台保有している。宗像市コミュニティバスは運行開始時はいすゞジャーニーE、その後は三菱ローザと日野リエッセを使用されていたが、2011年10月1日からは日野ポンチョが使用されている。久山町コミュニティバスは日野・ポンチョが使用されている。岡垣町コミュニティバスは運行開始以来専用ラッピングのローザを使用していたが、2010年4月1日からは専用塗装の日野ポンチョに置き換えられた。トリアス久山内循環バスは専用ラッピングとなっている。日産ディーゼル車は西工SD-Iスーパーハイデッカー1台、スペースアローが1台、三菱ふそう車は三菱ふそうエアロミディが2台、いすゞ車はLVが3台使用されている(特記以外全車西工ボディ)。一部自社発注車があるものの、大半は西鉄本社および西鉄グループ各社からの譲受車である。そのほか中古導入でセレガ1台(いずれも純正ボディ)など。現在17台配属されている。一般路線バスの貸切もあり、現在は日産ディーゼル車、日野の配置。一部の車両は新宮支社に配属。2010年12月1日西鉄観光再編に伴い西鉄観光から西鉄バス宗像新宮支社に3台配属されている。自社公式ウェブサイトはない。西鉄バス宗像の時刻・運賃は西日本鉄道公式ウェブサイト内の「にしてつ総合時刻・運賃案内」で検索可能。
出典:wikipedia
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