'87未来の東北博覧会('87 みらいのとうほくはくらんかい、略称:東北博)は、1987年(昭和62年)7月18日から9月28日までの73日間にかけて宮城県仙台市港地区(仙台港)で開催された地方博覧会。同年のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」による政宗ブーム、および、バブル景気の後押しにより、予想を上回る成功を収めた。パビリオン数は協会のテーマ館3、単独館16、共同館10、集合館4の合計33館。これは、神戸ポートピア'81の27館を上回るものであった。以下にパビリオンを列挙する。紹介順はパビリオン番号順である。海沿いの立地という特色を生かし、海上での催し物が多数実施された。会場へのアクセスには主にJR各駅から会場を結ぶシャトルバスが利用された。また、電話予約制ながら宮城県の各地域から会場を直接結ぶバス「EXPOコケット号」が運行された。さらに、SL列車「SL東北100年号」が仙台駅から仙台臨海鉄道仙台西港線に設けられた臨時駅・東北博覧会前駅までを1日2往復で結んだ。海沿いの特性を生かし、会場と塩竈、松島を結ぶ観光船の定期航路が設けられ、さらに仙台湾を観光船が1日6便周遊する特別航路も設けられた。会期中、キリンホールにてコンサートやイベントが開かれた。閉会後の仮決算において約13億円の黒字を計上し、未来の東北博覧会記念国際交流基金などに拠出された。博覧会閉会後の跡地利用として、テーマ館・単独館などのあった区画は夢メッセみやぎ(みやぎ産業交流センター)として利用されたほか、プレーランドのあった区画は仙台港中央公園へと復元された。1997年7月19日から9月30日まで、未来の東北博覧会と同じ場所で「国際ゆめ交流博覧会」が開催されている。会期は、花見シーズン後から梅雨前まで、あるいは、梅雨明けから秋口までとなっている。
出典:wikipedia
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