チューバフォン（）は金属製のパイプを音階にした鉄琴の一種である。アメリカのミュージシャンであるジョン・ディーガン()によって1889年に発明された。ハチャトゥリアンのバレエ音楽『ガイーヌ』1942年版の『バラの乙女の踊り』で使用されている（1957年の改訂版ではシロフォンに変更）。素材は真鍮管や銅管にメッキをしたもので、現在はどこも制作していない。には卓上モデルと脚フレームモデルで2〜3オクターブの全12モデルが存在した。グロッケンシュピールと比較して音色が柔らかいが、打面が円筒形のために滑りやすく、演奏が難しい。

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