ポール(、)は、紋章学において、シールド又はフィールドの上端左右の角から底辺にわたるY字型のチャージである。チーフ、ペイル、ベンド、フェス及びシェブロンと並んで、紋章学の代表的なオーディナリーのうちの1つである。時折、英文の中でもフランス語式にペアール (pairle) と記述されることがある。ポールは、イングランドの紋章では滅多に見られないため、イングランドの紋章学に関する書物には登場しないことがある。同じイギリスでもスコットランドの紋章に比較的よく用いられている。シールドの端には至らず、その3つの腕の終端を尖らせて描かれるポールは、シェイクフォーク (shakefork) と呼ばれている。終端を尖らせずに、直角に切って短くしてあるものはポール・クーペド (pall couped) と記述される。シールド上のポールは聖職者、特に司教区との関係を示すことがある。このような場合のポールは通常、下に突き出た腕がシールドの底には達せずに、房飾り(フリンジ)をつけられたものである。そのようなポールは、しばしばイクリジアスティカル・パリウム(ecclesiastical palliums、聖職者のパリウム)と記述されている。
出典:wikipedia
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