膠南市(こうなんし)は中華人民共和国山東省青島市にかつて存在した県級市。膠南市は山東半島西南端、膠州湾に面の北緯35°35′から36°08′、東経119°30′から120°11の範囲に位置していた。南は黄海、北は膠州市、東は青島経済技術開発区、西は諸城市、五蓮県及び日照市に接していた。春秋時代、膠南地区には琅琊、安陵の城邑が設置され、戦国時代には越、楚、斉の領域となった。秦朝が中国統一を達成するとこの地には琅琊郡が設置された。晋代になると琅琊郡が廃止されたが、隋朝が再び琅琊県を設置、唐代には膠州、諸城に分割され統治され、それ以降中華民国まで沿襲された。1943年、中華民国は諸膠辺弁事処を設置、1944年には蔵馬、諸膠辺の両県を設置し浜海行署の管轄とした。1946年9月には膠南県を設置、1956年3月には蔵馬県が編入され、更に1991年1月に県級市に昇格した。2012年12月1日、膠南市は旧・黄島区と合併して新制の黄島区となり消滅した。6街道、11鎮を管轄していた。
出典:wikipedia
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