シントウトガリネズミ(学名:"Sorex shinto" )は、トガリネズミ目トガリネズミ科トガリネズミ属に属するトガリネズミの1種である。エゾトガリネズミと同じくバイカルトガリネズミ "Sorex caecutiens" の亜種とする説もある。日本固有種であり、本州の紀伊半島、京都府以北の山地、佐渡島、四国の山地に生息する。頭胴長が52-78mm、尾長が40-55mm、後足長が11.4-13.5mm、体重が3.9-13.5gになる。トガリネズミ類のなかでは中型であり、夏毛の背面は暗い赤褐色で、腹面が灰色または薄茶色になる。冬毛は夏毛に比べ全体的に暗色が強くなる。尾が長いのが特徴であり、頭胴長の64-101%になる。尾には短毛が密生し、成獣では先端部には6mmほどの毛があるが、老獣になると無くなってしまう。紀伊半島や中部山岳地帯では高地に生息するが、東北地方では低山にも生息する。森林の落ち葉や腐葉土が積もった地表で生活をする。チョウやガの幼虫、アリなどの昆虫類や、クモ類、ジムカデ類を食べる。春に2-6頭の仔を産む。脇腹の臭腺から悪臭を出すため、フクロウ類などを除きあまり捕食する動物がいない。高知県版レッドデータブック -情報不足
出典:wikipedia
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