海の妃ウイネン(Uinen the Lady of the Seas)は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。マイアールのひとり。水の王ウルモ臣下で、中つ国沿岸の海を治めるオッセの妻。その髪は中つ国の海を覆い、海に棲む生物の全てを愛する。嵐を好むオッセが荒ぶるときには、これをなだめたため、ヌーメノール人の崇拝を集めた。オッセとウイネンは水の王ウルモの臣下であった。アルダの創造のとき、メルコールに誘惑されたオッセは、海を荒らして陸を害した。アウレはウイネンにオッセを抑えるように求め、ウイネンはオッセを連れてウルモの前へ出た。ウルモの前でオッセは再び忠誠を誓い、かれは許された。クイヴィエーネンからの旅を続け、ベレリアンドの西岸、シリオンの河口近くに辿りついたけたテレリは、オルウェを王にかつぎ、西岸に留まった。ウイネンは夫のオッセとともに、かれらを助けた。後にアルクウァロンデにおいて、フェアノール率いるノルドールによる、オルウェの民の殺害がおこると、オルウェはオッセに助けを求めたが、かれは来なかった。ヴァラールは、オッセがノルドールの帰還を妨げることを、禁じたためである。しかしフェアノールの船団はウイネンの怒りを受け、多くの船と船乗りを失った。
出典:wikipedia
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