信貴生駒スカイライン(しぎいこまスカイライン)とは、近畿日本鉄道(近鉄)が所有し、子会社の近鉄レジャーサービスが管理する一般自動車道で、生駒山地を南北に通過する有料道路。生駒山と信貴山の尾根沿いを結び、桜と大阪・奈良の夜景が美しいことで知られる。南の信貴山から高安山、大阪府民の森(みずのみ園地、なるかわ園地)、生駒山、生駒山上遊園地、生駒聖天など観光スポットが多い。信貴山側は、奈良県三郷町を通る奈良県道236号信貴山線と信貴山門料金所で連絡し、生駒側は阪奈道路と登山口インターチェンジで接続する。また、ケーブルカー駅と連絡する支線もあり、南は西信貴ケーブル高安山駅前と、北は聖天口料金所から生駒ケーブル宝山寺駅前までつながっており、さらにこの道路の延長で、奈良県道237号生駒停車場宝山寺線を経て、近鉄生駒駅と連絡する。料金所は、前述の料金所のほかに、生駒山上遊園地付近にある生駒山上料金所を合わせ計3か所に設けられている。通行料は、信貴山から生駒間全線通行した場合で片道1340円。阪奈道路から生駒山上までは往復720円(いずれも普通車)。なお、阪奈道路登山口から生駒山麓公園間は無料で通行することができる。生駒山など途中から見る夜景は西は大阪市・大阪平野はもちろん、天気のよい日には明石海峡大橋、淡路島まで、東は奈良市の街並みを一望できる。高い山頂から大阪平野の隅々まで見下ろすそのスケールの大きさは他の夜景スポットを圧倒する。信貴山門 - 高安山駅間は、戦前にあった信貴山急行電鉄の廃線跡地を道路に転用したもので、現在も近鉄西信貴鋼索線(ケーブルカー)に連絡する形で近鉄バスの路線バスが運行する。営業時間外は原則として閉鎖される。かつては営業時間後も門は開放されており、出入りは自由であった。このため深夜になると、夜景を見ようとする者や、違法競走型暴走族などが多く進入していた。その結果、暴走族などの騒音が原因で付近住民が不眠症などになったことから、住民は近鉄と近鉄バスに対し慰謝料を求めて提訴した。2005年4月に大阪地方裁判所は住民の訴えを認め、両社は約215万円の慰謝料を支払いを命じられている。なお、全線に渡って二輪車通行禁止となっている。以前は通行できたのだが、80年代のバイクブーム時に事故が多発したために通行禁止となってしまった。登山口〜生駒山麓公園間は無料で通行可。料金所は聖天口、生駒山上、信貴山門に設置。(*1)登山口・宝山寺→聖天口料金所で往復分720円を払う。道路はほぼ大阪府と奈良県の境界となる生駒山地の稜線に沿っており、道路の一部は金剛生駒紀泉国定公園内を走る。途中にいくつか駐車場があり、いずれも大阪や奈良を一望できる。4月はスカイライン全線にわたって桜が咲き、満開時期を過ぎると桜のトンネルは桜吹雪の美しい絶景へと変わる。途中にある鐘のなる展望台は、展望台の柵のところに南京錠をカップルたちがかけて、愛を誓う「愛の南京錠」の隠れたデートスポットで知られる。しかしながら、あまりに多くの南京錠が付けられたため、その重さで展望台自体が崩落する危険性を孕んでいたが、2008年7月に南京錠を取り付けるためのモニュメント「誓いのリング」が設置された。これまでに付けられていた南京錠は撤去、溶解された後、ベル型の「メモリアルプレート」としてモニュメントそばに設置された。その後も誓いのリングに取り付けられた南京錠が増える毎に新たなプレートを設置することとしており、最近では2011年4月に撤去が行われた。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。