株式会社菊家（きくや）は、大分県由布市挾間町に本社を置く菓子メーカー。1956年（昭和31年）12月に別府市で創業。製造・販売する菓子は、大分県内で土産菓子、手土産として親しまれている。過去、広島県などにも進出したが、撤退。現在は大分・福岡県内に店舗を構える。製品には、中世に大分県で花開いた南蛮文化に因むものが多く、大友義鎮（大友宗麟）の洗礼名に因んで名付けられた「ドン・フランシスコ」は、モンドセレクションで14年連続最高金賞を受賞するとともに、全国菓子大博覧会で名誉総裁賞（文化）を受賞している。大分県下に多数の店舗を有しており、通常の店舗のほか、洋生菓子を中心としたシャンテ・ドールも展開している。また、1994年（平成6年）に本社・工場を由布市挾間町に移転しており、同市内の湯布院町は、オリジナル菓子などを販売する花麹菊家を出店するほか、17店の土産物屋などからなるやすらぎ湯の坪横丁を開発するなど、菊家の新しい拠点となっている。またここ数年で「ラスク-クラシック」というラスク専門ブランド立ち上げや、大分県産のサツマイモ「べにはるか（蜜衛門）」を使用した菓子「ゆふいん創作菓子　蜜衛門」が全国で評判となり、通販や催事などで全国的に評価も高い。蜜衛門はサツマイモの収穫時期にあわせて秋～春の季節限定のこだわりをもった販売方法をとっている。大分市別府市杵築市由布市玖珠町日田市中津市佐伯市臼杵市国東市豊後高田市豊後大野市竹田市県外

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