飛鳥部 奈止麻呂(あすかべ の なとまろ。生没年不明)は、奈良時代の官人。氏姓は安宿公・百済安宿公・飛鳥戸造・安宿戸造とも。名前は奈登麻呂・奈杼麻呂・奈止丸とも。官位は正五位上・出雲掾。飛鳥部氏は河内国安宿郡を本拠とするとみられる渡来系氏族で、『新撰姓氏録』では百済の第24代王である末多王(東城王)の末裔とする。長門介・飛鳥戸小東人の子とする系図もあるが、確実なことは不明。天平勝宝8年(756年)に彼宅を訪れた安宿王は関係者と思われる。『万葉集』にも歌があり、藤原仲麻呂の乱の陰謀に加担していたともいわれる。天平神護元年(765年)正六位上から外従五位下に昇叙されている(この時の氏姓は百済安宿公)。死後に娘の百済永継が桓武天皇の寵愛を得たためか、子孫は百済宿禰の氏姓賜与を受けた。
出典:wikipedia
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