ウンジャラゲは、1969年に発売されたコミックソング。歌はハナ肇とクレージーキャッツ、作曲は宮川泰。作詞は藤田敏雄となっているが、実際は宮川が植木等と話しながら決めていったとされる。歌詞の1番は月曜日から日曜日までを、「ウンジャラゲ」に始まり「ランガランガランラン」まで、ご機嫌さの程度を示唆する各種のオノマトペ(当然、週末に近づくにつれてテンションが上がる)を並べ立てて陽気に歌うもので、2番以降は曜日に代わって職業などが列挙される。具体的な意味というものはない。テレビ放送時にはオリジナルのクレージーキャッツ(植木等)版、後年のカバーの志村けん版とも、メイン歌手を先頭に大人数が男女を問わず集団で脳天気に歌い踊る姿をミュージカル映画の群舞風に俯瞰からのカメラで捉える演出が行われ、その陽気さで視聴者から受けた。『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ系)の挿入歌(シングルジャケットでの表記は「フジテレビ系列『志村けんのだいじょうぶだぁ』でやってる唄」)。基本的にオリジナルをカヴァーしたものだが、2・3番の歌詞が原版とは多少違い、2番は「アキナちゃん」「セイコちゃん」「キョウコちゃん」など、女性アイドルの名前を歌詞に盛り込み、3番は職業から家族(おじいちゃん、おばあちゃん等)に変更されている。また歌い方も東北弁のような訛りが強調されており、全体的に子供向けに変えられている。だいじょうぶだぁファミリーが毎回この曲に合わせ、会社員・医者・こども・力士・シンクロ・原始人・お祭り野郎・警察員・バカ殿様・ステテコ腹巻姿にカンカン帽の丸眼鏡(原版における植木の象徴的な出で立ちでありそのリスペクト)のキャラの様々なコスプレをして歌い踊る映像は話題となった。フレーズごとに違う衣装のカットが挿入されたバージョンもあった。当時の少年誌等によれば、この踊りの振付け考案は田代であるとされたが、オリジナルとほぼ同じである。立ち位置は先頭が志村、二列目は視聴者から見て左から石野陽子(現:いしのようこ。苦手で恥ずかしいのか、他メンバーと比べて毎回明らかにきちんと踊っていなかった)と松本典子、三列目の左端は田代まさしで右端は桑野信義。ポニーキャニオンよりこの曲のシングルCD、アナログ盤(レコード)、カセットも発売され、20万枚を売り上げた。『夜のヒットスタジオDELUXE』や『FNS歌謡祭』にファミリーで出演し、植木の前で披露した事もあった。CD発売後には番組で視聴者からウンジャラゲダンスを家庭用ビデオで録ったVTRを募集し、知人や職場の仲間と曲に乗せて踊るVTRをスタジオで紹介。中には生演奏(主に吹奏楽部)もあった。ウンジャラゲに見せかけて途中から「好きになった人」(都はるみの楽曲)のコントになるパターンも存在した。
出典:wikipedia
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