ディーター・ゼンフトまたはディディ・ゼンフト(, 1952年2月7日 - )は、通称「悪魔おじさん(=スペイン語で悪魔)」として知られる熱狂的な自転車ロードレースファン。自転車のフレームビルダー。ドイツ出身。元々はアマチュアサイクリストで、いくつかのドイツ国内の地区選手権に優勝経験がある。1993年より、ツール・ド・フランスのステージの沿道に、赤いマントに角と尻尾をつけた悪魔のコスチュームを着、手には三叉槍(トリアイナ)を持った姿でテレビ中継に登場するようになった。彼が現れる数キロ手前には三叉槍のペイントが道路に描かれている。数日間に渡る自転車レースでは、キャンピングカーを使用して、様々な場所に出没する。ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアなどといった著名レースの他、クラシックサイクルレースや世界選手権自転車競技大会ロードレースにも出没する。また1996年には,1996年には、夏季オリンピック自転車ロードレースを応援するために、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタまで遠征している。自転車レースへの出没が多いが、2011年にはケルン・マラソンにも出没している。ツールドフランスには毎年出没していたが、2012年のツールドフランスでは手術を受けたためにその姿を見る事は出来なかった。2014年11月、自身の体調不良と、スポンサー不足により引退する事が報道された。しかし彼は600ユーロの年金を頼りにして、その後の2015年および2016年のツール・ド・フランスでも「悪魔おじさん」として応援に駆けつけている。自転車フレーム制作では、100台以上の一風変わったオリジナルフレームを製作しており、世界最大の自転車(縦7.8m×横3.7m)はギネスブックに登録されている。これらの一見奇天烈なオリジナル自転車は、レース会場での応援の場でも披露されている。また、ドイツのテレビ局のレポーターとして契約している。2006年のツール・ド・スイスでは、レースの前日に恒例になっている路上への槍のペイントをしたとところ、後に現場を通りかかった警察に違法性を指摘され、罰金を支払うか収監されるかの選択を迫られた。結局彼はスイス警察に罰金600ユーロ、清掃料6690ユーロの支払いを命じられた(スイスでは路上ペイントは違法)。
出典:wikipedia
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