トンブリー駅 (トンブリーえき、タイ語:สถานีรถไฟธนบุรี)は、タイ王国の首都バンコク都バーンコークノーイ区にある、タイ国有鉄道南本線の鉄道駅である。バンコク・ノーイ駅とも呼ばれる。バンコクの王宮地域のチャオプラヤー川対岸に位置する。現在は、フワランポーン駅に次ぐバンコク第2の駅とされている。タイ南部および西部方面のローカル列車が発着する。タイ国有鉄道南本線は東北本線、北本線に次ぐ3番目の幹線として1899年に着工された。南本線は前記2線とは異なり始めから1,000mm軌間を採用して敷設された。(前記2線は当初は標準軌間である1,435mmで敷設されたがその後1,000mm軌間に改軌された)1903年6月19日に旧トンブリー駅 - ペッチャブリー駅間が開通し、当駅もそれに伴い開業。南本線のバンコク市内のターミナルであったが、南本線はマレー鉄道と直通運行が可能な反面、他のタイ国鉄幹線区と接続しない分離線区となっていたことから、他線区との接続のため、1927年に、タリンチャン駅で南本線から分岐し、ラーマ6世橋でチャオプラヤー川を渡って北本線バーンスー駅へ至る連絡線が建設された。連絡線の開通以降、南本線の主要列車の多くは北本線方面へ直通運行されるようになり、当駅発着列車はローカル列車が主体となった。但し現在でもタイ国鉄では、公式には当駅を南本線の起点としており、南本線の営業キロ程も当駅(旧トンブリー駅)を起点としている。第二次世界大戦中、バンコク空襲でラーマ6世橋が被爆し、連絡線が不通となっていた期間は一時的にターミナルとして活用されたが、戦後はラーマ6世橋が復旧され、主要列車は再び連絡線経由となっている。バンコク空襲では当駅も被害を受けた。開業以来、チャオプラヤー川右岸に面した位置に立地していたが、2003年10月4日に西方にあった旧貨物扱施設の位置へ0.87km移転した。旧駅の跡地は再開発用地となっている。単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。駅前には大きな市場がある。
出典:wikipedia
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