飛び出し拍手(とびだしはくしゅ)とは、クラシック音楽の演奏会などで、曲がまだ終わっていないのにうっかり終わったものと勘違いして拍手をしたり、曲の性質上、最後の響きを楽しむべき所で(まだ指揮者もタクトを下ろさないのに)拍手をすることである。これが起こると、他の大勢の客が余韻を楽しむのを妨げ、それまでの演奏によって作られた雰囲気を壊し、尚且つ演奏者も気分を削がれる。特に名演奏だった場合には音楽雑誌などでも記事となることがある。演奏後の余韻を破壊するマナー違反とされる。類似の行為として「フライングブラボー」があり、これは同様に曲が終わっていないにも関わらず「ブラボー」の掛け声を上げることである。対策として、演奏会の主催者により「拍手は指揮者が手をおろしてから」という告知が事前になされることもある。岩城宏之は、チャイコフスキー作曲交響曲第6番「悲愴」の演奏時、大きく盛り上がって終わる第3楽章の後に拍手が来るのを嫌がり、両手で客席に向かって(=後ろへ)拍手を押さえる仕草をして第4楽章を始めていたという。
出典:wikipedia
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