吹上宿(ふきあげしゅく)は、日本の近世にあたる江戸時代の街道上で、旅人の休憩場所として利用されていた間の宿(休憩用の町場)。当時最も重用されていた道路・五街道の1つ、中山道で非公式ながら利用された施設である。所在地は、江戸期には東海道武蔵国足立郡吹上郷吹上村。現在の埼玉県鴻巣市にあたる。中山道六十九次のうち江戸・日本橋から数えて7番目の宿場である鴻巣宿と8番目の熊谷宿との、中間地点に位置する街道沿いの集落(路村)であった吹上村に興った。鴻巣宿 - 熊谷宿間は4里6町40間(約16.4km)と他の宿場に比して距離が開きすぎていたことや、吹上から熊谷の間は長土手で結ばれるなど難所であったため、旅人の休憩地の需要に伴い発生させたものであり、茶店や土産物屋などが軒を連ね小規模ながら間の宿として繁栄した。また、中山道は吹上村を追分として千人同心街道と交わっており、この吹上宿は、北は終点・日光東照宮へ、南は八王子宿付近の八王子千人町に繋がる交通の要衝でもあった。吹上の北に位置する久下に属するものをここに示す。権八地蔵本街道脇往還 「鴻巣宿#移設理由、追分の地勢」も参照のこと。中山道六十九次と吹上宿に関連鴻巣市および名所・旧跡
出典:wikipedia
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