デリカ スターワゴン("DELICA STAR WAGON")は、三菱自動車工業が生産していたワンボックスカーである。1979年から1999年まで日本国内でも販売されていたが、現在は輸出専用である。デリカシリーズでは、それぞれ2代目と3代目の乗用登録モデルが該当する。同社のパジェロと並び、乗用四輪駆動車の先駆け的モデル。多くの日本製ワンボックスカー同様、スターワゴンも基本的には商用車と共通の設計ではあるが、快適装備の追加や見栄えの向上で差別化が図られている。駆動方式はFRと副変速機付きの4WD、エンジンは自然吸気ガソリンとディーゼルターボが用意されていたが、4D56エンジン搭載車はインタークーラー付きにも関わらず、たったの85馬力という非常に非力なものであった。しかしながら4WDモデルはキャブオーバー車ならではのスペース効率に加え、デリカスペースギアと同様にキャンプや車中泊に適した設計であったためアウトドア派ユーザーから大きな支持を得た。2代目デリカの乗用モデル3代目デリカの乗用モデル標準とロングの2種類のホイールベースに、平屋根のエアロルーフかハイルーフが組み合わされる。ワゴン2WDには、ハイルーフに多くの天窓を追加したクリスタルライトルーフを設定、世界初の電動サンシェードも備わる。バンとワゴンの4WDは全高を小型車枠に収める関係でエアロルーフのみ、ワゴン4WDは標準尺のみでのスタート。バンはスライドドアを両側に持つ。エンジンのラインナップは、2.0Lと2.5L(デリカ初の3ナンバー)ガソリンと、ターボ付き85馬力の4D56型2.5Lディーゼル(バンは従来と同じ1.4Lと1.6Lのガソリン、自然吸気76馬力とターボ付き85馬力の2.5L 4D56型ディーゼル)。なお販売当時はRVブームの最中であったため中古市場ではグリルガードが装着された前〜中期型の個体が圧倒的に多い。
出典:wikipedia
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