『サブスタンス』(Substance)は、イギリスのバンドニュー・オーダーが1987年に発表したアルバムであり、彼らの最初のベスト・アルバムでもある。このアルバムには、1981年2月にリリースされたシングル「セレモニー」からこのアルバムに先駆けてリリースされた「トゥルー・フェイス」までの12曲の12インチ・ヴァージョンが収録されているが、「テンプテーション」「コンフュージョン」の2曲はこのアルバム用に録音されたヴァージョンが収録されている。また当時彼らが所属していたファクトリー・レコードからリリースされた音源に加え、一部楽曲についてはファクトリー・レコードとベルギーのクレプスキュール・レーベルとの兄弟会社ファクトリー・ベネルクスからリリースされた12インチ・シングル収録の音源を収録している。なお「シーヴス・ライク・アス」までのシングル曲及び「シェルショック」「ステイト・オブ・ザ・ネイション」の8曲はオリジナル・アルバム初収録でもあった。(厳密に言えば「ブルー・マンデー」や「ステイト・オブ・ザ・ネイション」のようにリリースされた国によって、もしくはアルバム再発時に追加収録された曲もある)なお、サブスタンスの収録マスタリングは、全編通してマンチェスターにあるSpirit Studioにて行われた。ファクトリー・レコードでのアルバムのカタログ番号はFACT 200。またこのアルバムは、1987年のリリース時にアナログ、CDの2つのフォーマット(国によってはカセットテープも含め3種類のフォーマット)で発売されたが、アナログは12インチにこだわってか各面3曲ずつ収録した12インチシングル2枚組で、CDは1枚目に12曲全て、2枚目に12インチシングルのカップリング曲などを全12曲、計24曲を収録した2枚組でリリースされている。カセットテープは2本組でCDでは未収録であった「Mesh][Dub Vulture][Shellcock]も収録されている。『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、363位にランクイン。日本では1987年8月10日、ファクトリー・レコードの販売を行っていた日本コロムビアより12インチシングル2枚組、CD2枚組と2種類のフォーマットで世界に先駆け先行リリースされた。しかし1992年にファクトリー・レコードが破産し彼らはロンドン・レコードに移籍したため日本での彼らの作品はポリドール(現・ユニバーサルミュージック)が発売することになり、1993年11月6日に改めてポリドールからCD2枚組として再リリースされている。なおポリドールは12インチシングル2枚組については発売しておらず、日本コロムビア盤は既に廃盤になっている。また、日本コロムビアからリリースされていた洋楽アルバムには、歌詞カードが添付されていないものが多く、このアルバムでも歌詞カードは添付されていなかったが、ポリドール盤では歌詞カードが添付されている。逆に、日本コロムビアからリリースされた洋楽シングルには歌詞カードが添付されているものが多く(「ブルー・マンデー」などでは帯に歌詞が刷り込まれていた)、日本でリリースされた「テンプテーション」以降の日本コロムビア盤シングルには歌詞カードが添付されていた。なお、歌詞カードには少し間違った歌詞が記載されている。例えば"Thieves Like Us"の中の"And it belongs to every one "of" us"は正しくは"And it belongs to every one "but" us"であり、また"1963"の中の"When "Jonny" came home with a "girl" for me"は正しくは"When" Johnny" came home with a "gift" for me"である(日本語訳も同じ)。※CD2枚組(邦題はポリドール盤)による。日本コロムビア盤、ポリドール盤共に収録曲と順番はオリジナルのファクトリー・レコード盤と同じ。日本コロムビア盤の12インチシングル2枚組のほうは1枚目のA面にCDのDISC 1の1.-3.、B面に同4.-6.、2枚目のA面に同7.-9.、B面に同10.-12.が収録された。
出典:wikipedia
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