孔最穴（こうさいけつ）は、手の太陰肺経に属する第6番目の経穴（つぼ）の一つ。同経の郄穴である。前腕前外側、尺沢穴と太淵穴を結ぶ線上で、手関節掌側横紋の上方7寸に取穴する。咳嗽、喘息、喀血、咽喉腫痛、声が出ない、熱病無汗、頭痛、肘臂攣痛、痔瘡などにも使われる。孔竅を宣散する経穴を意味し、孔最は肺気を宣散することから名づけられた。

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