反則ポイント(はんそくポイント)は、サッカー・Jリーグにおいて、ファウルや反スポーツ的行為などの反則に対して科される独自のポイントである。Jリーグ規約第157条、第158条において定められる。リーグ戦において、選手に提示された警告(イエローカード)と退場(レッドカード)、およびそれに伴う出場停止の数により、以下の合計でクラブに対する反則ポイントを計算する。反則ポイントの計算対象はリーグ戦のみで、Jリーグカップ、天皇杯などの試合で受けた反則や出場停止は加算されないが、リーグ戦において退場処分を受け、直近のJリーグカップや天皇杯などの試合で出場停止を消化する場合はそれも算入される。未消化として残った出場停止試合数は、退場(1試合警告2回による退場を含む)によるものは加算されるが、警告累積によるものは加算されない。また、監督やベンチスタッフが執拗な抗議などにより退席やベンチ入り停止の処分を受けた場合は、選手の退場や出場停止と同様に反則ポイントが加算される。リーグ戦全日程終了後、反則ポイントの合計に応じて、クラブに対し反則金の支払いが科される。区分は以下のとおり(2016年シーズン)。反則ポイントが1試合平均1ポイントを下回った(Jリーグ各ディビジョンのリーグ戦年間試合数以下である)クラブにはフェアプレー賞として賞金が与えられ(J1=500万円、J2=250万円、J3=100万円。J2以下は2014年から、規定ポイント数以下の中で最少ポイントでシーズンを終了したクラブが表彰対象となる)、その中で最も反則ポイントが少ないクラブに高円宮杯が授与される(J1のみ)。2008年に清水が「年間反則ポイントゼロ」、2013年に広島が「年間反則ポイントがマイナス」という記録を作っている。歴代フェアプレー賞受賞クラブはJリーグアウォーズの項目を参照。2008年のシーズンより、リーグ戦の順位決定方法に反則ポイントが追加された。全日程終了後に複数のクラブが同勝ち点で並んだ場合、従来は得失点差→総得点→当該クラブ間の対戦成績→抽選、の順で順位を決定していたが、2008年以降、当該クラブ間の対戦成績までが全て同一だった場合、反則ポイントの少ないクラブが上位となる。
出典:wikipedia
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