シンフォニティー(SYMPHONITY)は、チェコ・ブルノ出身のシンフォニックメタルバンドである。ストラトヴァリウスに代表される北欧メタルのスタイルを取り入れている事もあり、シンフォニックで力強く、そしてドラマティックな曲調が特徴である。1994年、当時、チェコのブルノで学生バンドを結成していたギターのリボール・クリヴァク、ドラムのトーマス・スハチェクが中心となり、前身バンドである「オッター(OTTER)」を結成。ハロウィンやガンマ・レイに代表されるジャーマンメタルのスタイルを標榜して活動を行なう。1996年、バンド名を「ネメシス(NEMESIS)」へ改称して、デモテープの制作や、その傍らでブルノを中心としてチェコ国内にてライブ活動を行なう等、精力的に活動を行なう。その後2003年に、イタリアの老舗レーベルであるアンダーグラウンド・シンフォニーと契約して1stアルバム・「Goddess of Revenge」をリリースし、メジャーデビューを果たす。スタイルも、ジャーマンメタルの様な正統派ヘヴィメタルから北欧メタルの様なシンフォニックメタルへと移行している。日本でも同年、ヘヴィメタル・レーベルであるHOT ROCKIN'よりリリースされ、隠れた人気を誇る。2004年にはキーボードにイヴォ・ホフマンを、翌年の2005年にはベースにトーマス・セレコフスキーを迎えて、自身のライブ活動の他、スロバキア・ジリナで行なわれたナイトウィッシュのライブにゲスト参加する等、精力的に活動を行なう。同年内に、結成当初からのメンバーであったドラムのトーマス・スハチェクが脱退、程無くして後継にマーティン・スカロウプカが加入した。アンダーグラウンド・シンフォニーからドイツの老舗レーベルであるLMPへ移籍し、2ndアルバムのレコーディングへ向けて活動を行なっていた2006年、ボーカルのヴィレム・メイティナーが脱退し、急遽、代役として当時ディオニソスや、ラプソディー・オブ・ファイアのギタリストであるルカ・トゥリッリのソロ・バンドでボーカルを務めていたオラフ・ヘイヤーをゲストの形で迎えて、2ndアルバムのレコーディングを続ける。しかし2008年、オラフがメインとして活動していたディオニソスの解散を機に、オラフが正式にバンドのメンバーとなり、改めてLMPと契約する際、ネメシスという名のバンドがチェコ国内外に多数存在していた事もあってバンド名をシンフォニティー(SYMPHONITY)へ改称して、メジャー通算2枚目となるアルバム・「Voice from the Silence」をリリースする。ちなみに本作では、エンジニアとして元ヘヴンズ・ゲイトのサシャ・ピートが携わっている。
出典:wikipedia
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